生後7ヶ月の猫の育て方:留守番・噛む問題について

生後7ヶ月の猫は留守番ができます。しかし発情期を迎えると幼猫の頃とはちがった行動もするため、留守番のときに新たな注意が必要になります。また永久歯が生えそろったあとで飼い主さんを噛む癖は、矯正しないといけません。この時期の猫特有の、留守番と噛む問題について考えていきましょう。

生後7ヶ月の猫の育て方:留守番・噛む問題について

生後7ヶ月の猫は留守番できます

生後7ヶ月になると、猫の大きさ(平均体重)は3~4キロくらいになります。人間で言えば9歳くらい、と喩えられますが、猫の成熟は早くて発情期を迎えます。永久歯が生えそろってドライフードを食べられるようになると、一晩くらい飼い主さんが家を空けても、問題なく留守番ができるようになります。ただ飼い主さんが不在のときに発情期を迎えると、新たな問題が起こりかねません。

生後7ヶ月の猫の留守番で困ること

発情期の行動

メス猫は、生後6ヶ月~1年で発情を迎え、特有の大きな声で鳴きます。オス猫はスプレーという、少量ながら臭いオシッコを壁や家具にかけて、自分の縄張りを主張します。また、交尾期なので外に出たがったりします。 生後7ヶ月の猫に留守番をさせるときに注意するべきことは、発情期によって近所迷惑になる夜鳴きをしたり、家具などに尿スプレーされたりすることです。また幼猫時代より力も跳躍力も強くなっているので、脱走しないような注意も必要です。

猫の避妊や去勢

一般的には生後6~8ヶ月がメス猫の避妊手術の目安、6~10ヶ月がオス猫の去勢手術の目安です。避妊・去勢後は発情による問題行動は減りますが、完全にはなくならないこともあります。避妊・去勢後は食欲がなくなったり、逆に食欲が増進して太り気味になったりすることがあるので、留守番のときの餌の量、配分に注意が必要です。

猫の留守番で注意すること

ドライフードならば傷むこともなく、こぼしても大丈夫なので通常の容器に入れておいてあげましょう。水は大事なので、一カ所で転倒させても良いように複数の場所に給水器を置いておけば安心です。トイレはあらかじめ綺麗にしておきましょう。生後7ヶ月は、まだ成猫に比べて体温調節が上手ではないので、夏は室温が上がりすぎないようエアコンを使ったり、複数の部屋を出入りできるようにしてあげたりして、最適な場所を選べるようにします。冬は猫専用のヒーターなどで、暖かい場所を提供してあげると良いでしょう。 留守番のときは脱走しないよう、戸締まりや窓の施錠をきちんと行います。また生後7ヶ月になると、好奇心を満たす行動力が身につきます。ティッシュペーパーを掻き出されるのは、猫の飼い主さんが一度は経験すること。壊されると困るものはしまっておきましょう。

生後7ヶ月の猫が噛む問題

生後6ヶ月頃の子猫が飼い主さんを噛むのは、生えたばかりの永久歯が痒い、違和感があることなどが原因で自然に治りますが、7ヶ月でも噛む癖が残っていると問題です。

噛む原因

猫は生後7ヶ月頃までには、兄弟猫と共に育つことで噛む力を加減することを学びます。しかし、早く兄弟から引き離された猫には、飼い主さんが加減して噛むことを教えてあげなければいけません。甘噛みの癖がエスカレートし、顎の力が強くなったあとも手加減を知らないと、飼い主さんの手は傷だらけになってしまいます。 噛む原因のもう一つの理由として、子猫の頃から飼い主さんの手や指で遊ぶ癖をつけてしまうと、夢中になって興奮した時などは加減を知らない猫が突然「ガブリッ」なんて本気噛みされる事もあります。 くれぐれも、手や指を使っての遊びはやめましょう、猫専用のオモチャで遊んであげてください。

噛み癖の直し方

叱ると猫に嫌われるので、叱りたくないという飼い主さんもいます。そんなときは、噛むなどの問題行動を起こしたときに、猫がきらいな水を霧吹きなどでかけてあげるという直し方があります。猫は飼い主さんに叱られたという意識ではなく、噛むとなにか悪いことが起こる、という刷り込みが行われるので、嫌われることなく噛む癖を矯正できます。 同じような原理で、パソコンの掃除で使われるエアークリーナーも有効です。強力な風圧がというよりシュッと大きな音にビックリするようで、驚いて口を離してくれます。 しかし、どちらも噛まれた時に側に無ければ意味がないものなので、直ぐに使えるように準備はしておくといいですね。 またクリッカーというカチッという音がする玩具で、猫の気をそらす、しつけ法もあります。猫は音に敏感なので、噛んだ途端にカチッと音がすると気をとられて噛むのを止め、それが習慣付けられます。クリッカーは通販で、300円くらいで入手できます。 成猫と子猫の端境にある生後7ヶ月の猫の育て方は、難しいこともありますが、こちらの思い通りに答えてくれると嬉しいものです。長いつきあいの基礎を、この時期に築いていきましょう。

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1 E
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噛み癖、直すの大変ですよね…でも、クリッカー案はすごくいいアイデアだと思いました。ビックリさせてやめさせるくらいなら、ちょうどいい音の大きさですもんね。でも、その音に慣れてしまったら、また噛み癖が始まっちゃうのでしょうか?

2 操り人形
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大人になってから噛み癖を治すのは難しいと思うので、小さい頃から噛み癖を治していく方がいいのかなぁと思います。噛み癖を治すのも大事ですが、噛む加減を教えるのも大切なことですよね。猫からすると甘噛み程度でも、人間にとっては甘噛みのレベルを超えるようになってしまっては本当に困りますから。

3
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猫の噛み癖困りますよね。友人の愛猫のロシアンブルーの子が甘やかされたので、私が遊びに行くたびに噛みついてきて縄張りを主張してきます。もちろん飼い主にもそうで、結構な力で噛むので困ったものです。水をかけたり、風をかけたり、ですね。教えてあげます。

4 オン
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7ヶ月で留守番させるのは心配だなぁ…大人ならまだしも、7ヶ月ってまだまだ子供っていう感じがします。いたずらも好きだし、変なもの食べちゃったりしても困るし…一晩…心配で眠れなさそうです。

5 名無しさん
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お留守番ができる年ごろの子猫は手がかからないので楽ですよね。生後7カ月で一匹でお留守番できるなら仕事もお出かけも安心して出かけられますね。

6 マクロ
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猫に嫌われるのが嫌だからといって、悪いことをした時に全く叱らない・何の対処もしないでいると猫の成長にとっては良くないと思うので、時には心を鬼にして、ダメなことはダメだと教えていくことが重要だと感じます。愛情の込めて叱れば、猫も理解してくれると思います。

7 名無しさん
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噛み癖のある猫ちゃんっていますね。大人の猫にそれをやられると遊んでいるつもりがつい本気でガブっとやられて泣くくらい痛く噛みついてきますね。水や風をかけることで刷り込みで噛み癖を直す方法、参考になりますね。

8 名無しさん
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お留守番ができるようになる生後7か月たったからといってすぐにお留守番させるのではなく、徐々に慣らすことが大切だと改めて理解しました。ゆっくり慣れさせていきたいと思います。

9 国産
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生後7か月頃の猫はまだまだ子供と捉えていましたが、結構色んな事ができるようになる年頃なのですね。留守番や噛み癖に関してなど、有益になる情報を掲載していただけて感謝の気持ちで一杯です。この記事を参考にしながら育てようと思います。

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      コメント

      生後5ヶ月の子猫ってこんな感じなんですね~。10歳前後ってことは一番体が動くし一番元気いっぱいでやんちゃな年齢ですよね。この年代だからこそしつけはきちんとしなきゃですね。三つ子の魂百までっていうようにこの時期の影響が成猫になってから大きいと思うので。

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      コメント

      生後3ヶ月頃にもなると、もうお留守番が出来るようになるとは意外だなって感じましたけど、それと同時に子猫の成長って本当にあっという間なんだなとも感じました。すくすく育つのはうれしい限りですが、そこまで早く大きくなると、子猫の可愛い姿を見られる時間は短いですね。

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      コメント

      タイトルと併せて一枚目の画像を見ると、猫はケージに入れられることがすごく嫌なんだねと思ってしまいました。でも、ストレスにはあらないと聞き、ホッとしました。となると、冒頭の画像の猫は、ケージを嫌がっているのではなくて、他のことに対して怒っているのかもしれませんね。

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このまとめのキュレーター

kei3141

猫白血病のチャトラに仕えて13年。ベテラン猫執事です。SF小説なども書いています。

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