デボンレックスってどんな性格？子猫の性格についても詳しく解説！

update2018/09/13

デボンレックスは異性人のような大きな目と巻き毛の被毛、スリムな体が特徴的な猫です。ピクシー（妖精）とも呼ばれ、子猫の時からたいへん人なつこい性格です。遊び好きでジャンプ力もあるため、肩乗り猫になるようなフレンドリーな性格のデボンレックスをご紹介します。

update2018/09/13

デボンレックスは猫に化けた異星人？

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エイリアンキャットと呼ばれる猫

デボンレックスはレックス（巻き毛）猫の血統で、その見た目からエイリアン、ピクシー（英国の妖精）、グレムリン、プードル・キャットなどとも呼ばれます。ネットの画像投稿サイトでは、ヨーダ（スターウォーズのキャラ）という名前のデボンレックスを見かけますが、納得ですね。

デボン（英国）で見つかった巻き毛（レックス）猫

イギリス南西部のデボン（Devon）で1959年7月15日に生まれた、巻き毛の子猫がこの血統の始まりです。ベリル・コックスさんという女性が、この猫を保護してカーリー（巻き毛）と名付けました。

翌年（1960年）に、彼女は同じような巻き毛のコーニッシュレックス猫の記事を新聞で読み、カーリーがこの珍しい巻き毛猫の一種ではないかと気づきました。コーニッシュレックスは、同じく英国のコーンウォール州（コーニッシュ）で見つかった突然変異の巻き毛猫ですが、こののち各地で巻き毛の変異猫が見つかります。これらの猫は、レックス猫と呼ばれるようになります。

聡明な性格のデボンレックス

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やっぱり異星人？

特徴的な面構えのデボンレックスは、ジャンプ力もあり活発で遊び好きな性格です。その特異な容貌と、聡明な性格から犬と猫のミックス、あるいは猿と猫のミックスなどと言われることもありますが、やはり異星人ですね。

子猫は超能力（フォース）も使えます（?）

スターウォーズでジェダイ（騎士）のヨーダは、フォースという超能力を使います。小柄なデボンレックスの子猫（ヨーダ）が、フォースで大きな犬を撃退する（と飼い主が主張する）動画がこちら（音が出ます）。

猫の飼い主が親バカなのは、洋の東西を問わないようです。

デボンレックスの子猫は賢く遊び好きな性格

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人といっしょが好きな性格

デボンレックスは人なつこい性格で、ジャンプ力があり遊び好きです。子猫のときから慣らすと、肩乗り猫になるほど孤高な猫のイメージから遠い性格です。

デボンレックスの子猫は、「犬のような」と形容されるほど人との接触を好み、膝や足元で寝るのが好きな性格です。人間の習性を探る異星人だからでしょうか、好奇心旺盛な性格なので、子猫は人の食べ物に興味を持つことが多いようです。猫に与えてはいけない人の食べ物（タマネギやチコレートなど）を、イタズラ好きな性格のデボンレックスの子猫の前に置くのは止めましょう。またティッシュやトイレットペーパーを散らかされるのは、覚悟しなければいけません。

レックス変異の猫たち

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カールした毛は劣性遺伝

デボンレックスは当初、外見が似ていることからコーニッシュレックス猫と同じ遺伝子の変異と考えられました。しかしコーニッシュレックスと高配した子猫は、すべて直毛でした。

デボンレックスの巻き毛は、コーニッシュレックスとはちがう遺伝子が変異したことにより、「劣性」の性質で子に伝わります。動物は母親と父親から1対の染色体で遺伝子を受け取りますが、デボンレックスは両親から変異した遺伝子を受け取った場合のみ、巻き毛が現れます。そのため、子猫が直毛でも巻き毛遺伝子を片方の染色体に受け継いでいることがあり、孫の代で巻き毛になる可能性があります。

マンチカンの短い足の遺伝は「優性致死」のため、片親から足が短い遺伝子を受け取ると足が短くなり、両親から受け継ぐと胎児は死亡します。足の長いマンチカンの子猫からは変異遺伝子はなくなっており、その孫の代で足が短くなることはありません。