猫を散歩につれていきたい!散歩が必要かどうかやリードで散歩させる方法などまとめ
「猫を散歩に連れて行きたい!でも途中で脱走したら心配だし、犬みたいにリードをつけて散歩してもいいのかしら?」と考えたことのある飼い主さんって結構多くないですか?では、猫を散歩に連れて行きたい方に、散歩に連れて行く時の注意点やハーネス、リードについて見てみましょう。
猫の散歩前にできること
Oleksandr Berezko/shutterstock.com
猫を散歩に連れて行く前にどんなことができるでしょうか?
今まで室内飼いをしていて外の世界を知らない猫ちゃんだったら、いきなり外の世界に放り出したら不安になってしまいます。猫は環境の変化に大変敏感な動物です。
外に出て今までと全く違う世界に接し、知らない人や動物に遭遇し、私たち人間が思っている以上のストレスを猫は感じます。
しかしこれは猫の性格や健康状態によっても差があることなので、その猫のペースを第一に考え、徐々に外の世界に慣らしてみることがいいでしょう。
最初は家の中から外を見せてあげます。
猫が出られない程度に窓を薄く開けたり網戸にして、外の風や空気、物音などを直接感じさせてください。脱走や落下に注意した上で、ウッドデッキやベランダに出してあげてもいいでしょう。
次に猫を歩かせなくても、抱っこしたまま外に出てみます。
ただし不意の物音に驚き逃げてしまう危険性もあるので、周囲の状況には十分に注意してください。なるべく静かな時間帯を選び、場所は家の付近や庭にとどめておきましょう。
こうして外がどういうものなのか猫ちゃんに慣れさせることから始めます。生まれてから室内飼いの大人の猫では時間がかかるかも知れませんが、子猫のうちから行うならきっと散歩の好きな猫ちゃんになることでしょう。
では散歩に必要なものはなんでしょうか?
猫の散歩に必要なものってなに?
散歩中だったら車のクラクションや工事現場など、突然の大きな音に遭遇する可能性は十分ありますね。パニックを起こすと脱走していなくなったり、急に飛び出して事故の元にもなります。
そんな事態を避けるためにも「リード」と「ハーネス」を必ず用意しましょう。
リードとはいわゆる散歩紐のことです。ハーネスはリードと体をつなげるための首輪の洋服バージョンのようなもので、袖のないベストのような形状をしています。
素材やサイズは様々なので、猫にストレスをかけないよう、柔らかさや猫の体格、季節を考えて選んであげて下さい。
また洋服バージョンではなく紐の間に前足を通すような、タスキがけのような形状のものもあります。
紐のハーネスは洋服に比べて安価な物が多いですが、猫の体に食い込みやすく、また抜けやすいので注意が必要です。購入の際には試着すると、着心地や装着感がわかっていいでしょう。
犬のように首輪とリードという方法もありますが、首輪を嫌がる猫ちゃんは多いです。頭の小さい猫は首輪を調節しても抜けてしまうこともあるので、できればハーネスの方が猫のためにはいいでしょう。
しかし体がしなやかな猫の場合、絶対に抜けないハーネスというものがありません。かといってきついものは猫にとって不快なので、ロックの有無など、飼い主の側でハーネスが抜けないよう工夫が必要です。
ハーネスに慣れさせるために、家にいるときからハーネスをつけて過ごさせるなど、徐々に慣らしてあげるといいでしょう。
ハーネスを装着したままオモチャやおやつをあげ、ハーネスをつけると良いことがあると覚えさせるのも有効です。同時に歩行の様子や取れたりしないか、まずは室内で確認して下さい。
リードは長すぎず短すぎないものを選んでください。短いと猫の動きに間に合わなくてハーネスが抜けたり、強く引っ張られることで怪我をする可能性があります。
長すぎるとコントロールができないので、理想は1.5〜2メートルほどのリードがいいでしょう。
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うちのにゃんこ(20)はお散歩します。お散歩といっても一般道路には出ず、ごくごく家の回りだけ。にゃんこの方からお散歩に行こうと誘ってきます。ハーネスも試してみましたが、普通にすり抜けてしまいうちの場合はあいませんでした。首輪は小さい頃からつけているので、全く抵抗ないようです。その首輪にリード(1mくらい?)でお散歩します。猫のペースに付き合います。15分くらいあちこちうろうろして家に戻っていきます。私はリードがピンとならない程度に自由に動けるようにしています。とても、楽しそうですよ。何より散歩は、ご近所にご迷惑かけないし、また事故から守れるし。にゃんこは、安心して外の空気楽しめる。おじいちゃんにゃんこ、健康のためにも要望があった時は、できるだけ応えてあげたいと思っています
猫は自分のタイミングで自由に散歩に行っているイメージがありましたが、リードとハーネスをつけて人間が散歩してあげる方法もあるんですね。でも、確かにそうすれば迷い猫にならないし、外で怪我や事故に遭うリスクを下げることでできますよね。