アラスカンクリーカイってどんな犬？性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ！

アラスカンクリーカイの性格

体は小さいですが、とにかく元気で活発です。

持久力も高いので、小型犬用のドッグランなどのスペースでは物足りない程の活力を持つタフな性格です。

好奇心旺盛で賢く、動くものに対して俊敏に反応し、遊ぶのも大好きです。

活動的な反面、少し神経質な面もあったり、警戒心も強めな犬種です。

小型犬ですが、立派に番犬として働いてくれますよ。

知らない人に対しては少しおとなしくシャイですが、家族にはアラスカンマラミュートやハスキーのようなフレンドリーさや人懐っこさを出してくる、元気で甘えん坊な犬です。

アラスカンクリーカイの飼いやすさ

小型犬なので、アパートやマンションなど室内で十分に飼える犬種です。

しかし無駄吠えのしつけ、運動量が多さなどをクリアする必要があるので、初めて犬を飼う人には少し難しいかもしれません。

小柄ながらパワフルな体力を持つので、ストレスが溜まると無駄吠えが多くなったり問題行動を起こしやすくなります。

アメリカでも人気の高い犬種ですが、無駄吠えの多さから捨てられてしまうことも多く、アメリカではアラスカンクリーカイ専用の保護団体が発足するほどです。

しかし本来は賢くて覚えもよく、しつけに苦労するようなこともない犬種なので、子犬のうちからしっかりしつけをして、正しいルールを教えてあげることが愛犬にとっても飼い主にとっても、快適に生活するポイントなので、きちんとしつけることが本当に大切です。

アラスカンクリーカイの飼い方としつけ

アラスカと名のついている通り、寒い地方で生まれた犬種ですから、寒さに強く、暑さに弱いです。

特に湿度の高い日本の夏は苦手で熱中症になることもありますので、よく気を配ってあげる必要があります。

イヌぞり犬の血統を受け継いでいるアラスカンクリーカイのしつけをする時には、上下関係をしっかり理解させることが必要です。

誰が家族のリーダーで、誰のいうことを聞かなければいけないのかを理解できるように、一貫したしつけを根気強く行うことはとても重要です。

アラスカンクリーカイの飼育環境

小型犬で仲間意識も強いので、家族と一緒に過ごせる室内飼いが向いてい広い公園や大きいドッグランきな犬種なので、散歩は1日2回ほど、愛犬の体力に合わせて連れて行ってあげましょう。

ストレスが溜まると無駄吠えの原因にもなるので、十分に行いエネルギーを発散できるように運動させることは大切です。

週に1回は思いっきり走り回れるように、広い公園や大きいドッグランなどに行くのもおすすめですよ。

ただ、暑さにとても弱いため、散歩も涼しい早朝や夕方などの暑さの和らいだ時間に行ってあげたりして、熱中症や脱水症状にならないように工夫してあげてくださいね。

アラスカンクリーカイのしつけ

家族の中の上下関係をしっかり理解させることが何よりも必要です。

リーダーが誰なのか、自分の立ち位置は何番目になるのか理解できるように行ってください。

無駄吠えが多いといわれる犬種なので、特に子犬の頃にする「要求吠え」に毅然と対応しましょう。

気をつけたい点として、アラスカンクリーカイが興奮して吠えている時に、やめさせようと大声を出すと、飼い主が喜んでいると勘違いしてしまいさらに吠えるようになってしまいます。

寂しかったり、遊んでほしかったり、してほしいことをアピールするためにかわいく吠えるかもしれませんが、ぐっと我慢して「吠えたら相手にしないで無視する！」ことを徹底してください。

それは「吠えたら自分の要求が通る！」と思わせないためです。

そして犬自身が落ち着いたら、思いっきり褒めてあげてください。

これを繰り返すと何をすると褒めてもらえるのか学習し、次第に無駄吠えが減っていくでしょう。

愛犬の性格によっては、自宅でしつけを行うのが難しい場合もあるでしょう。

その場合は、専門のドッグトレーナーに訓練してもらうのも方法の一つです。

愛犬と一緒に通えるドッグスクールや、合宿型の施設、短期から長期まで様々なタイプがありますので、自分たちに合ったスクールが見つかると思いますよ。