サファリってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!

サファリってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!

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サファリは南米に生息する野生の猫(ジョフロイネコ)とイエネコを交配した、野生見あふれる猫です。 親の2倍くらいの体重(~10キロ)になるにも係わらず、穏やかで人懐こい性格と特徴をもっています。 少しだけ高価ですが、サファリを飼いたい人向けに飼い方やしつけをアドバイスします。

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サファリの性格

柵の上を歩く猫

shutterstock.com

野生のジョフロイネコは人にほとんど懐かないので、外見がよく似ているサファリも懐かないのではないかと思われるかもしれませんが、サファリはとても穏やかで人懐っこいとのことですよ。

1979年にジョフロイネコとアメリカンショートヘアの間に生まれたF1のサファリの女の子は、両親より大きな7キロ近い体重で、ジョフロイネコのような小さな低い声で鳴くなどその特徴を多く受け継いでいましたが、アメリカンショートヘアのように人懐っこい性格だったそうです。

またジョフロイネコとシャム猫との間に生まれたF1のサファリも同じく、体重が8キロ近くありましたが、穏やかな性格をしていて、特殊な飼い方も必要ではなかったそうです。

一般的にサファリはイエネコの性格によく似るのか、愛情深く優しい性格のことが多く、子供や初対面の人とも仲良く遊べるフレンドリーさを持ち合わせています。

神経質なところもないので、猫の中でもかなり飼いやすい猫種だと言われています。

また賢いサファリは長い手足を上手に使って遊んだりする頭の良さも持っています。

活発に体を動かして遊ぶことも好きなので、おもちゃなどを使って一緒に遊んであげると喜んでくれますよ!

サファリの飼いやすさ

野性的な見た目と美しいヒョウ柄に、とても人懐っこくかわいらしい性格のサファリは、まるで特別な野生動物を飼っているような気分になりますね。

きっと飼ってみたい!と思われる方も多いかもしれませんが、サファリには野性動物の血が入っていることを忘れてはいけません。

飼うサファリの世代によっては、都道府県知事や自治体からの飼育許可と飼育環境を整えるためのスペースと設置費用などが必要になります。

また特定動物のサファリを飼う場合には、特に最期まで面倒をみる覚悟が必要です。

もしやむを得ない事情のため飼いきれなくなった時には、飼うときと同じように自治体への届け出をし、同じような環境で飼育できる里親先を探すか、飼い主自らが殺処分をするなどの責任を果たさなくてはいけません。

飼いやすさの点からいえば、賢く人懐っこいので飼いやすいですが、飼育環境を整えるにはかなりの費用が掛かります。

特別な猫サファリを最後まできちんと世話できるか、飼うための環境を全て整えられるかをよく検討したうえで、サファリとの生活をスタートさせてくださいね。

サファリの飼育環境と飼い方のコツ

「猫界のロールスロイス」と呼ばれるだけあって、サファリの飼育環境を整えるためにも費用が掛かります。

サファリを飼う際には、野生のサーバルキャットとイエネコから生まれた「サバンナ」の飼育方法を参考にできるかもしれません。

サバンナと同じく、サファリもF1~F4まではサーバルキャットと同じく特定動物(危害を加える恐れがある動物)の扱いになるので、飼育するに当たってはあらかじめ都道府県知事や自治体から飼育許可をもらう必要があります。

自治体によって多少違いはありますが、しっかりした檻の設置と定期的な点検、マイクロチップの埋め込みなどが指定されています。

またサファリについての知識がある獣医さんも見つけておくと、万が一の時に慌てずにすむでしょう。

まだ誕生してから日が浅いのでわからないことが多いので、万全な状態を整えてからサファリとの生活を始めるようにしてくださいね。

サファリの飼育環境

活発に運動するのが大好きなサファリは、時にジャンプがとても得意な猫です。

これは野生猫特有の垂直跳びのジャンプ力をよく受け継いでいるからでしょう。

またしなやかな手足を使って思いっきり遊んだり、ダイナミックに動くことも好きなので、のびのび遊べるような広いスペースを用意してあげたいですね。

また頑丈なキャットタワーやキャットウォークなどを設置して、サファリが上下に自由に動けるスペースがあると十分な運動量を確保できるでしょう。

大事に育てたい!と過保護になりすぎてしまわないように、ある程度自由に遊べるようにしてあげましょうね。

サファリのしつけのコツ

多頭飼いのしつけに関しては、まだ飼育数も少ないため情報があまりなかったので、同じように野性猫の血が入っている猫種のしつけ法を参考にできるかもしれません。

やってはいけないことをしたら少しきつめの低い声で叱ったり、やめたものの代わりに使っていいものを準備することもできます。

また直接叱る代わりに、霧吹きで水をかけたり音で気をそらしたりして、「これをするとなぜか嫌なことが起こる」と猫自身に関連付けさせる方法もあります。

どちらの方法も繰り返していくうちに、次第に行わなくなっていくとのことでしたので、ぜひ試してみてくださいね。

他の方法は、多頭飼いすることだそうです。

子猫の頃に集団で遊ぶことによって自然と噛む強さや引っ掻く加減を学ばせることもできるとのことでした。

どの方法でしつけるとしても、賢いサファリはきっとすぐに覚えてくれるのではないでしょうか。

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