猫にほうれん草を与えて大丈夫?飼い主さんが知るべき注意点とは!?
mofmo編集部です。
猫を飼っている人では当然のように知っている、猫にとって危険な食べ物や食材ですが、結構知らない食材もあるものです。特に青菜関係は与えて良いのか不安になります。またどれくらいで致死量になるのか?など、詳しく知りたい人は必見です。今回は、おひたしなどでお馴染みのほうれん草です。猫にあげても大丈夫?
猫に与えてはいけない食べ物について
pixabay.com
猫に与えてはいけない食べ物を詳しく解説しています。
栄養豊富と言われるほうれん草、でも毒を含んでるから大丈夫じゃない?
pixabay.com
ほうれん草は、ビタミンCの他、鉄分、ベータ・カロテンなどを含む健康食材で日々の食卓では欠かせない存在です。そんなほうれん草にも、「毒」が含まれています。それがシュウ酸です。おや?大丈夫じゃないんでしょうか?
シュウ酸そのものは微毒
毒とはいってもそれほど強いものではなく、人では尿道結石のきらいがある人や腎臓などの疾患を抱えた人で、ほうれん草に含まれるシュウ酸によって骨粗鬆症などの要因になるので、控えたほうが良いというものです。 しかしながら、その場合でも生で一度に1kg食べた場合で、普通は適度な量で茹でて食べる分にはいくら食べても問題はありません。普通に調理していればやっぱり大丈夫なんです。 但しこの「大丈夫」とは人の場合です。
ほうれん草のシュウ酸は弱いが、猫に与えるとちょっと微妙
pixabay.com
人が一日に食べる量からすると、ほうれん草から摂取するシュウ酸は微量です。カルシウムの吸収に悪影響とはよく言われますが、本来通常食べている分であれば、結石や骨粗鬆症予防に控える必要は無いのです。あくまでも身体に疾患を抱えている場合、人間に関しては栄養指導の元で食べるなら大丈夫だということです。
またシュウ酸は、どんな野菜にも含まれています。単に量の違いだけでシュウ酸の違いはありません。よく「灰汁」とか「えぐみ」といわれる正体がシュウ酸です。ですから、生のほうれん草を猫が食べることは考えにくいのです。
その点では、スーパーの袋から猫が取り出して食べてしまう心配は無く、安心して大丈夫ということいえます。
茹でたほうれん草は猫が食べても一応安心。でも必須のお野菜ではないですよ
pixabay.com
シュウ酸カルシウム尿結石という猫の病気をご存知でしょうか?この病気は、マグネシウムが多い餌などからかかりやすい病気と言われてますが、カルシウムなどとのミネラルバランスも深く関わっていると言われています。
猫の結石の種類
代表的な結石が、マグネシウムが原因のリン酸アンモニウムマグネシウム(ストルバイト)とカルシウム由来のシュウ酸カルシウムの2種で、猫の年齢によって尿のpH値の影響で発症することがあります。 少量でも蓄積して発症するのかは不明ですが、肉食性の猫は植物を分解して消化できるようには、上手く出来ていないので、人とは違って微量でも影響がない、大丈夫とは言い難いものがあるんです。
ほうれん草に含まれるシュウ酸の過剰摂取は、人よりも過敏と考えておこう!
pixabay.com
シュウ酸カルシウム尿結石になると、尿の酸性度が上がり、飲水の極端な減少、肥満などの症状が出やすくなります。また体の抵抗力も減少し、血尿、頻尿、排尿の痛み、食欲不振などが現れることになります。
結論としては、猫にほうれん草は合わない
結果的にほうれん草を水に浸して、よく茹でたとしてもビタミンやミネラルはお湯に溶解してしまうので、与えてもスカスカの栄養のお野菜を与えているのと同じです。「これくらいなら大丈夫」という目安は明確ではありません。 よって、ビタミン、ミネラルはドライフードかそれ以外の猫専用フードに任せて、ほうれん草は猫にとって大丈夫な野菜じゃないという認識で良いと思います。
猫にとってほうれん草は、与えるのは大丈夫ではありません。
他の食べ物もチェック!
思わぬ食べ物が猫ちゃんにとって良くないかも?下の記事も見てみましょう。
猫がさつまいもを欲しがるけど、与えても大丈夫なのかしら?そう思う飼い主の皆さんも多いはず。それもそのはず!本来、犬は雑食ですが、猫は肉食。でも、実は栄養満点のさつまいもは猫が食べても大丈夫!では、どれくらいの量が適量なのでしょうか?アレルギーなどはないのでしょうか?猫にさつまいもを与える場合の注意点についてご一緒に調べていきましょう。
-
- 愛犬と一緒に出社する夢を実現した富士通『ドッグオフィス』に行ってみた!
- “愛犬と一緒に出社する” ワンちゃんを飼っている社会人なら憧れる人も多いのではないでしょうか。そんな夢のような取り組みを富士通は大手企業ながら実現してしまいました。富士通が愛犬家のためにどんな取り組みをしているのか新たに設立された【ドッグオフィス】を取材してきました!
- 犬の生活
-
- 【2023年版】東京都内の犬と入れる人気ドッグカフェ一覧をご紹介!【63店舗】
- 愛犬と一緒に楽しめる東京都内のドッグカフェを紹介しています。わんことのお出かけ中、乗り換えのついでに立ち寄るのにピッタリのお店や、遠くからでもわざわざ訪れたくなる魅力的で新しいカフェで愛犬と一緒にまったり過ごしましょう!
- 犬のお出かけ
-
- 【獣医師監修】犬が口をくちゃくちゃする理由を解説!意外な理由と注意点を解説【2023年版】
- 犬が口をくちゃくちゃと動かしている様子を見たことがあるでしょうか。不思議な仕草なので、普段から気になっている飼い主さんも少なくないと思います。今回は口をくちゃくちゃする理由を紹介します。
- 犬の気持ち
-
- ペット同伴できる会社がある!?『ペットフレンドリーオフィス』があるマース ジャパンに行ってきた!
- 「カルカン」「シーバ」等のペットフードや「スニッカーズ」「M&M'S」のお菓子でも知られているマース インコーポレイテッド。日本の拠点であるマース ジャパンでは「ペットフレンドリーオフィス」というペット同伴出社が可能な制度があるんです。
- 犬と暮らしたい
-
- 【2023年版】猫を飼っている芸能人・有名人を男女別にご紹介!
- “猫好き”を公言している芸能人もたくさんいますよね。テレビを見ると、ニャンコを飼っている芸能人も意外に多い気がします。そこで今回この記事では、猫ちゃんを買っているジャニーズや芸能人を男女別に10選ずつご紹介します。かわいい愛猫の写真にほっこり癒されること間違いなしです♪
- 猫と暮らしたい
- コメント
I absolutely loved reading this article about who adore their cats! It's so heartwarming to see public figures like Sunshine Ikezaki and Hikakin not only sharing their love for their furry friends but also actively supporting animal rescue efforts. It’s amazing to see such a variety of breeds and stories, from rescues to pampered pets. Thank you for highlighting these sweet connections between celebrities and their cats—it really shows that a love for animals can unite us all!
-
- 【2023年版】夏にピッタリ?!話題のライオンカットとは?猫へのメリットと危険について解説
- 暑い時期が近づいてくると、暑さ対策が話題になりますよね。夏の時期が近づくと、愛猫の被毛を短くカットしたいと思うかもしれません。最近ではその一環でライオンカットというものが流行っています。ここではライオンカットの方法やメリット、さらにその危険性などについても扱いたいと思います。
- 猫のお手入れ
-
- 【獣医師監修】猫に菜の花はNG?猫草代わりとして与えてもダメ?注意点やリスクを解説【2023年版】
- 春になると鮮やかな黄色の花を咲かせる菜の花。独特のほろ苦さと香りが魅力なことから鑑賞以外に食用としても人気の菜の花ですが、猫が食べても大丈夫なのでしょうか?この記事では猫に菜の花を食べさせる場合にどんな点に気を付けたらいいのかを解説します。また猫草代わりに菜の花を与える際に注意したい点も説明します。
- 猫の食べ物
-
- 【獣医師監修】猫にレンコンを与えても大丈夫?含有している栄養素や猫へのメリットをご紹介!【2023年版】
- 小鉢料理などで活躍するレンコンは、日本人にとってなじみの深い野菜の一つです。栄養素も豊富なので、愛猫にも与えようかどうか迷っている人も多いでしょう。でもレンコンは野菜なので、肉食の猫には与えても大丈夫なのか心配な人も多いはず。そこで今回は猫とレンコンの相性について調べてみました。
- 猫の食べ物
-
- 【2023年版】猫がゴロゴロ・クネクネ転がるのはなぜ?!理由や猫の心理を解説
- 猫は警戒心の高い動物のはずなのに床でゴロゴロ転がっていたり、仰向けで爆睡したり、へそ天状態でクネクネしたり、急所であるはずのお腹を丸出しにしたりすることがあります。そんな猫の行動には、本能に基づく理由やその姿を見せている相手に伝えたい気持ちが込められています。ここではそんな猫の心理をご紹介します。
- 猫の気持ち
mofmo掲示板
-
- 近所の公園で犬のうんち持って帰らない人!!
- うちの近所には、わりと広い公園があります。なので犬の散歩している人が多いのですが、うんちをもって帰らない人がいます。そのまま。何度か現場を目撃しましたが、、、「ちゃんと持って帰ってください」って言えずにいます。みなさんならどうしますか?
-
- 嫌がる爪切り、対策は??
- 爪きりを嫌がります。トリミングの時に爪を切ってもらいますが、大変嫌がるので、いつも長めです。 長めなのですぐに伸びてきているきがして、また切りに行く・・・費用も大変なので自分で切ろうかとも思いましたが、犬の爪は血管が通っているので、素人は切らないほうが無難ですかね??そもそも嫌がるから無理か・・・。
- コメント
我が家のトイプードルは、暇さえあれば肉球を舐めています。やめさせる方法はないでしょうか?
-
- 里親に立候補しようと考えていますが。。。
- 里親に立候補しようかと家族で話し合っています。 ペットショップで購入した犬を15年飼育していたので 犬の飼育の問題は大丈夫ですが、里親さんとのトラブルもよく聞くので迷っています。 実際に家族にお迎えしたことのあるかた、体験談をきかせください。
- コメント
信頼できる団体さんを探すこと。 動物を飼うのは、お金がある程度かかることを理解する。 フード、予防注射、フィラリア予防薬、トリミングは、必須。 病気になったら病院代。 最低でも、上記は掛かります。 最後まで飼育すること。 これが、里親に限らず動物を飼う最低条件です。 無理な方は諦めたほうが、良いです。
猫にほうれん草なんてわざわざ与えないでしょうと思ったけど、世の中には猫ちゃんのフードを手作りしている人がいると知って、こうした情報はそのいう人にとって有効的だなと思いました。私はキャットフードあげちゃうけど。
ほうれん草に限らずに人間の食べ物はあまり与えないようにしています。猫ちゃん用のフードを与えるほうが、猫ちゃんの健康にもいいですし、安全ですよね。物によってはあげても大丈夫なのかもだけど、やっぱり不安。
毒があってそれは微毒だけれども、猫には与えない方が賢明であるというように私は受け止めました。茹でたら大丈夫みたいですけど、それでもまだまだ不安は残るので、あげないようにしようと決めました。念には念を入れようと。
基本的には人間と同じ食べ物を食べさせないようにするべきです。しかし、中にはあげても大丈夫なものもあります。ペットの種類によってどれが大丈夫なのかを調べておいて、あげすぎには注意しながら危険のない範囲で与えたいですね。
猫にとって危険な食べ物はきちんと知識として知っておく必要があると思うな。人間にとって健康的な食材だと思える野菜でも、猫にとっては有害だったり、あまり与えない方が良い食材もあるので、出来る限りキャットフードなどで対応したいですよね。
シュウ酸は人間でもえぐみになってしまって苦手だよ。歯がキュッキュッとするのも嫌だな。猫だって嫌なはず。猫はグルメだからほうれん草あげても食べるかわかんないね。尿路結石とかになったら最悪だから、あげない方がいいと思う。
猫がキャベツ大好きなのだけど、食べさせても大丈夫でしょうか。答えは、あげすぎに注意すれば大丈夫です。キャベツを食べるときに気をつけるのは、繊維質によって下痢しないようにすること。キャベツやホウレン草に多いシュウ酸は尿結石(尿路結石)に関連しますが、猫の尿結石の原因や対策についても解説します。
https://mofmo.jp/article/3010