半生タイプの「ドゥロイヤル」はどんなドッグフード?口コミ評判も紹介します
mofmo編集部です。
半生タイプのドッグフード「ドゥロイヤル」をご存知ですか?ドゥロイヤルがどんなドッグフードなのか詳しく見ていきたいと思います。原材料や成分を分析し、愛犬に安心して与えられるドッグフードなのか見てみましょう。
ドゥロイヤルの原材料と成分
Ezzolo/shutterstock.com
では実際にドゥロイヤルの原材料を解析し、どんなドッグフードなのか調べたいと思います。原材料は以下の通りです。
牛肉、鶏肉、豚肉、おから、鮭白子、マッシュポテト、水飴、小麦蛋白、小麦粉、コーンスターチ、米糠、脱脂大豆、卵、植物油、チーズ、ミネラル類(Na、Cl)、酵母(亜鉛、鉄、銅、ヨウ素)、ササ抽出物、乳酸菌、ソルビトール、pH調整剤(乳酸Na、リン酸塩(Na)、DL-リンゴ酸)、グリセリン、リン酸Ca、酸化防止剤(エリソルビン酸Na、V.E)、オリゴ糖、保存料(ソルビン酸K)、乳酸Ca、発色剤(亜硝酸Na)となっています。
なかなか気になる原材料が目につきます。では詳しく見ていきましょう。
動物性たんぱく質
ドゥロイヤルの主原材料は肉です。「牛肉」「鶏肉」「豚肉」と第一原材料から第三原材料まですべて肉ですので、これは犬にとって大変ありがたいことです。 犬は肉食動物ですから、犬にとって必要な栄養素は「動物性たんぱく質」です。その動物性たんぱく質は肉や魚から摂取できるので、肉がメインのドッグフードは犬にふさわしいドッグフードです。
また低品質なミール系の使用もありませんし、ホームページにも鮮度の高い厳選されたものを使用していると記載しているため、肉の質に関しても安心してよいのではないでしょうか。 しかし牛肉や豚肉にアレルギーを起こす犬は少なくありません。ですから下痢やおう吐、皮膚疾患といった食物アレルギーの反応がでたら注意しましょう。
他にも動物性たんぱく質として「鮭白子」も使用されています。北海道らしいですね。
穀物
続いて気になる原材料は穀物の使用です。ドゥロイヤルには多くの穀物が使用されています。「小麦蛋白」「小麦粉」「コーンスターチ」「米ぬか」「脱脂大豆」などです。 肉食動物である犬は穀物の消化吸収が苦手です。穀物を消化するアミラーゼという酵素を持っていないため消化吸収ができず、消化器官を弱めて消化不良を起こします。さらに消化器官を弱めることでアレルギーを起こしやすいといわれています。特に「小麦、トウモロコシ、大豆」は犬がアレルギーを起こしやすいので避けたい食材です。米ぬかも栄養はありますが、摂取しすぎるのは体によいとは言えないため注意が必要です。
犬の体のことを考えたら、穀物不使用のグレインフリーのドッグフードが望ましいので、主原料ではありませんが穀物がたくさん使用されているドゥロイヤルはちょっと不安ですね。
添加物
続いて気になる原材料が添加物の多さです。セミモイストタイプのドッグフードはドライタイプのドッグフードに比べて水分が多いため、傷まないように、また食感を残すためなど様々な理由で添加物が多く使用されます。ドゥロイヤルも例外なく、セミモイストタイプのドッグフードですので、多くの添加物が使用されています。中には健康に良くないとされている添加物も含まれています。どんな添加物が使用されているか見てみましょう。
・ソルビトール ソルビトールは主に甘味料として使用されています。カロリーも低めですのでダイエットフードなどにもよく使用されている添加物です。他にも細菌を抑える保存料として使われたり、化粧品などの保湿剤として使用されていることもあります。人間の食べるものでもおにぎりなどに使用されていることもある添加物です。ドゥロイヤルでは湿潤剤として使用されています。
人間も使用している添加物なら安全性も高いのではないか?と思われるかもしれません。たしかにWHOでも毒性の低い添加物と認定されています。 しかし過去には海外で、大量摂取した女性が亡くなったという報告もあり、危険性が問われています。 安全性を考えたら、ソルビトールが含まれていない方がよいといえるのではないでしょうか?
・エリソルビン酸Na エリソルビン酸ナトリウムは酸化防止剤として使用される添加物です。特に脂肪などの酸化による変質を防ぐ目的で使用されています。食用でもハムやソーセージ、ベーコンなどに使用されます。また「亜硝酸ナトリウム」という添加物と一緒に使うことで、発色効果も良くなるといわれています。
ところがエリソルビン酸ナトリウムには突然変異や染色体異常を起こすといわれています。動物実験の結果、長期服用で死亡という報告もあります。使用に関しては不安の残る添加物といえるでしょう。
・ソルビン酸K ソルビン酸カリウムは主に保存料として使用されており、細菌やカビの発生、増殖を抑える働きがあります。食用でもケチャップ、乳酸菌飲料、ワイン、チーズ、菓子、ジャムなど多岐にわたって使用されている添加物です。他にもクレンジング、化粧水、ボディクリーム、日焼け止めなどの化粧品にもよく使用されています。
こちらも人間のものにも使用しているなら安全と思われるかもしれませんが危険性のある添加物です。細胞の遺伝子を突然変異させたり、染色体異常を引き起こすことが明らかになっています。またソルビン酸カリウムは「亜硝酸ナトリウム」との組み合わせによって危険性が増すということが動物実験の結果明らかにされました。 化学反応を起こして強力な発ガン性物質が生成されます。
ドゥロイヤルには、ソルビン酸カリウムと亜硝酸ナトリウムの両方が使用されているため、発がん性のリスクが高まるということでしょう。
・亜硝酸Na 亜硝酸ナトリウムは 発色剤として使用されています。特にドッグフードの肉が黒ずむのを防ぐ目的で使用されます。肉の量が多いドッグフードはどうしても黒ずんでしまう傾向にあります。しかし黒ずんでしまうとおいしそうには見えませんね。そこで発色剤の亜硝酸ナトリウムが使用されるのです。食用でもハムやソーセージ、たらこ、いくらなどに多く使用されています。しかし犬は色を識別できない動物ですので、わざわざ危険な添加物を使用して発色させる必要もないように思えます。色が良くなくても品質が良ければしっかり肉の香りや味がするので、喜んで食べることでしょう。
亜硝酸ナトリウムは肉に含まれている「アミン」に反応して「ニトロソアミン」という強力な発がん性物質を発生させる可能性があるとして危惧されています。 アメリカでは亜硝酸ナトリウムに対しての使用禁止の動きが高まり、ベビー用の食品への使用は全面禁止されています。
ドゥロイヤルにはこのように多くの添加物が使用されています。 添加物の量の多さが気になりますし、使用されている添加物も天然由来のものではなく、発がん性やアレルギー、染色体異常などのリスクの高いものばかりです。 人間よりも体の小さい犬がこれら危険な添加物を毎日摂取していたとしたら、どうなることが予想されますか?何らかの健康被害が予想できるのではないでしょうか?
成分
では次にドゥロイヤルの成分について見てみましょう。成分は以下の通りです。
粗たんぱく質24.0%以上、粗脂肪7.0%以上、粗繊維2.0%以下、粗灰分6.5%以下、水分30.0%以下、エネルギー290kcal/100gとなっています。
肉がメインとなっているだけあってタンパク質量は問題なく、必要な栄養素がしっかりとれると思われます。
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