アメリカンバーミーズってどんな猫?性格と特徴からわかる飼い方のコツとは?

アメリカンバーミーズってどんな猫?性格と特徴からわかる飼い方のコツとは?

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mofmo編集部

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名前の通りアメリカ育ちなのですが、原産国はミャンマーのアメリカンバーミーズ。丸っこくカーヴィーな体と手触りの良い毛並みが自慢のアメリカンバーミーズは、人懐っこい性格や賢さも特徴になっています。日本でも海外でも人気があるアメリカンバーミーズの性格、特徴、しつけのコツ、飼い方についてなどご紹介します!

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アメリカンバーミーズの特徴

burmese cat lying down

otsphoto/shutterstock.com

ミャンマー出身のセピア色の猫「バーミーズ」には、「アメリカンバーミーズ」と「ヨーロピアンバーミーズ」の2種類のタイプがいます。

アメリカで計画繁殖されたバーミーズと、イギリスで計画繁殖用の個体がいなかったためにバーミーズの作出に関わっていたシャム猫と再度交配を行って生まれたバーミーズです。

全体的に丸みをおびたカーヴィーな体型のバーミーズを「アメリカンバーミーズ」、シャム猫の血が濃くなったためスリムな体型になったバーミーズを「ヨーロピアンバーミーズ」と呼び分けています。

日本やアメリカでは、丸みをおびたアメリカンバーミーズの方が人気が高いそうですよ。

人懐っこく甘えん坊なアメリカンバーミーズは、鳴き声も静かに穏やかに鳴くことから別名「慈悲深い猫」とも言われるそうです。

人間が大好きでいつも一緒にいることを好むため、「犬のような猫」と言われることもあるそうです。

愛らしい容姿のアメリカンバーミーズが海外でも大人気なのは、猫と犬の良いとこどりな性格が魅力になっているのかもしれませんね。

バーミーズってどんな猫?性格と特徴から分かる飼い方とは?

バーミーズってどんな猫?性格と特徴からわかる飼い方のコツとは? バーミーズという猫の名前を聞いたことがなくても、古代エジプトの壁画や巻物に描かれている猫を思い出していただければ、それがバーミーズです。 そんなちょっと謎に満ちたバーミーズの性格や特徴、飼い方について調べてみました!

https://mofmo.jp/article/1810

身体的な特徴

アメリカンバーミーズは全体的に筋肉質でしっかりとした骨格を持っており、見た目よりも抱いた時にずっしりしている印象を受けるかもしれません。

やわらかそうな体型にしっかりとした手足を持っているので、おっとりとした見た目に反した運動神経の良さに驚かされるでしょう。

少しずんぐりとした丸っこい体型で、ふんわりとした短毛の被毛はいつまでも撫でていたくなるほどで、極上のシルクのような手触りをしています。

しっぽはほっそりと長く、先端へいくにつれて細くなっていて、猫らしい優美なラインを描いています。

アメリカンバーミーズの愛らしい雰囲気は、丸めの頭部や短めの鼻と小さめな口、少し離れ気味についている耳などが感じさせるのかもしれません。

またくりくりとした丸い目はイエローかゴールドの瞳で、大きな目でじっと飼い主の姿を見つめてくる姿は本当にかわいらしいですよ。

寿命や体型

アメリカンバーミーズの寿命は13~15歳くらいと言われていますので、一般的な猫と同じくらいの平均寿命ですね。

個体差はありますが、栄養バランスの良い食事や十分な運動など健康管理に気を配って少しでも長生きしてほしいですね。

アメリカンバーミーズはがっしり体型のコビータイプで、ペルシャ猫などと同じグループです。

体重が3~5キロくらいで、中型に分類される猫種です。

アメリカンバーミーズの歴史は?

Burmese on a black background

Borkin Vadim/shutterstock.com

アメリカではシャム猫やペルシャ猫と同じほどの人気を誇るアメリカンバーミーズは、1930年にアメリカのサンフランシスコで医師をしていたトンプソン氏が、当時のビルマ(ミャンマー)の寺院で個性的な茶色の被毛を持つメス猫と出会ったことがきっかけとなりました。

「ウォンマウ」と名付けられたその猫とシャム猫を交配させて、同じような毛色の猫を作出しようと現在のバーミーズの原型を作っていきました。

1936年には、CFA(世界最大の愛猫協会)からバーミーズが新しい猫種としての登録を受けました。

しかしこの時にバーミーズの人気が急上昇したため、ブリーダーたちが個体数をどんどん増やそうとシャム猫との交配を繰り返した結果、「シールポイントカラー(顔や手足の被毛が濃くなるポイントカラー)がないシャム猫」のような猫になっていきました。

美しい被毛が特徴だったのに、残念なことにバーミーズ特有の個性的な被毛がなくなっていってしまったのです。

このままではいけないとCFAは1947年にバーミーズの登録を停止し、バーミーズの登録条件を新たに設けました。

「純粋なバーミーズは3代にわたって他の猫種の血が入っていないこと」という条件を出し、誠実なブリーダーたちによって純粋なバーミーズが繁殖されるようになりました。

1957年にバーミーズの個体も増えたため、CFAは改めてバーミーズの登録を開始しましたが、アメリカンバーミーズとヨーロピアンバーミーズは違う国で繁殖されたため異なる特徴を持っていました。

そのため丸みをおびたアメリカンバーミーズと、すっきりとスリムなヨーロピアンバーミーズと呼び分けられるようになりました。

一時は人気が出たゆえに純粋なバーミーズがいなくなる危機に陥りましたが、良心的なブリーダーたちのおかげでバーミーズは存続していくことができました。

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