プードルってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

プードルってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

update
mofmo編集部

mofmo編集部です。

mofmo編集部

まるでふわふわのぬいぐるみのような見た目のとびきり可愛い愛玩犬のプードル。 日本では、トイプードルがとっても人気ですよね! じつはプードルという犬種にはサイズが、JKC公認で4種類、その他も含めるとなんと6種類もあるんです。 そんなプードルの歴史や種類、そして性格や飼育方法についてご紹介します。

update

プードルの特徴

Apricot Standard Poodle dog portrait at beach with railroad tracks

everydoghasastory/shutterstock.com

プードル(POODLE)は、原産国がフランスの愛玩犬です。

とても古くからヨーロッパ大陸にいたとされています。

16世紀頃には、上流階級の婦人たちが愛し、小さいサイズのプードルが作出されたようです。

日本でも、トイブードルが人気の犬種ナンバーワンの称号を数年連続で手にしたこともあります。

そんなプードルはいろいろなカットによって、いろいろな魅力や個性を出せることでも知られています。

特にテディベアカットといって、体全体は短くカットし、顔の周りの毛を少し残すカットが大人気で定番となり、こテディベアカットのトイプードルが登場したことによって、日本のトイブードルブームが巻き起こりましたね。

可愛らしさだけでなく、気品も感じさせ、さらに聡明で運動神経の良い犬種でもあります。

なんと、とても賢い犬種として知られるボーダーコリーが有名になる前には、プードルが知的な犬種として1,2を争っていたほどです。

そして家族にも愛情深くて、友好的な性格も、多くの人に愛されている理由ですね。

プードルの外見的特徴

なんといっても、一番の外見的特徴はその独特の被毛でしょう。

カールした被毛を被毛を持つ長毛種で、刈り込んで尻尾や四肢にまあるく、腕輪のようにして毛を残したりする姿も有名ですね。

細い手足を持ち、小さな頭です。

しっぽは太く上に伸びています。

被毛のカットによって雰囲気も変わり、可愛らしい雰囲気になったり、または優雅で気品に溢れた雰囲気を感じさせたりします。

プードルのもう一つの外見的な特徴としては、サイズバラエティに富んでいるということでしょう。

大きさには、ジャパンケネルクラブ(JKC)が公認しているもので、スタンダードプードル、ミディアムプードル、ミニチュアプードル、トイプードルの4種類がいます。

スタンダードプードルの大きさは、45~60cmです。

すべてのプードルの大本となっているプードルで、一番大きく古い歴史を持ちます。

体重は16~25kgほどにもなります。

ミディアムプードルは35~45cmとなっています。

体重が8~15kgほどで、柴犬と同じくらいの大きさだということになります。

そしてミニチュアプードルは28~35cmです。

体重は5~8kgで、小型犬になります。

サーカスなどでも活躍することもあり、海外ではとても人気のサイズです。 スタンダードプードルは、ミディアムプードルをそのまま大きくしたような外見の特徴を持ち、ミニチュアプードルは逆に、ミディアムプードルをそのまま小さくした特徴を持ちます。

そして、プードルの中でも、日本でも最も飼育頭数が多いトイプードルは、理想が28cmで24~28cmのプードルを指しています。

こちらは、ミニチュアプードルとよく類似していて、全体としての比率も同じです。

体重は3~4kgです。

それで、この4種類というのは、外見の特徴としてはほとんど同じで、できる限り比率もミディアムプードルの比率を維持したものとなりますので、簡単に言えば、大きさが拡大・縮小した外見をしています。

さらに、その他にもタイニープードルと、ティーカッププールと呼ばれているものがいます。

タイニープードルとは、体高が23cmほどのプードルで、体重が2~3.5kgです。

トイプードルをさらに小さくしたサイズで、骨格がトイプードルより小さい超小型犬です。

そして、マズルが短いという特徴を持ちます。

とはいえ、まだまだサイズの安定がなされておらず、思ったよりも大きくなることもあります。

タイニープードルよりも、もっと小さいサイズのプードル、それがティーカッププードルです。

ティーカップに収まるくらいの小ささ、ということで、日本でもかなり話題になりました。

なんと体高は約20cm、そして体重は2kgほどです。

しかし、このくらい小さくなると骨がとても弱かったり、小さいサイズにするため無理な繁殖をすることによって体が弱いという個体が多い、ということも問題となっていました。

小さいサイズは、まるでぬいぐるみのようで、手の中に収まるほどの可愛さです。

このようにプードルはサイズによって、呼び方がいろいろあるんです。

とはいえ、犬種としてサイズが認定されているのはあくまで、スタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイの4種類であり、タイニープードルやティーカッププードルという犬種がいるわけではありません。

それで、厳密にいうとタイニープードルやティーカッププードルというのは、小さいトイプードルということになります。

そして、ティーカッププードルとして販売されているとしても、実際に成長しないとどのくらいの大きさになるかわからないこともあります。

残念ながら小さければ小さいほどよいということで、無理な繁殖をする人たちもいますので、小さいからいいということでは決してないということを覚えておきましょう。

プードルの寿命・体型

プードルは、体長と体高がほとんど同じでスクエア型の体型をしています。

カールした被毛によって、ふんわりとした印象ですが、体つきとしては骨も細くて、ほっそりとしています。

一般的にプードルの寿命は12~15歳といわれています。

では、大きさによって平均寿命は違ってくるのでしょうか?

スタンダードプードルは、平均12~15年が寿命だと言われています。

ミディアムプードル、ミニチュアプードルも同じくらいです。

そしてトイプードルは、14~17歳と長めになっています。

では、公認ではないですがタイニープードルやティーカッププードルはどうなのでしょうか?

厳密に言えば、この2種類の大きさのプードルは結局小さめのトイプードルということになります。

それで、平均寿命は同じくらいと考えることができます。

しかし、みなさんの中にも、小さい子は体が弱く寿命も短い、という印象を持っておられる方も多いのではないでしょうか?

それはもしかしたら、無理な繁殖によって無理に体を小さくして生まれさせている、悪質なブリーダーが残念ながら存在してきたからでしょう。

トイプードルが小さければ小さいほどよい、とされた風潮がある中で、無理に食事を与えないとか、病気でサイズが小さいという個体を繁殖させて、小さいサイズのプードルを作り出そうとすることがあるようです。

もちろん、そのような無理な繁殖をすれば、健康な個体が生まれるはずはないわけです。

しかし全体として、健康で質の良いプードルは、どのサイズであっても全体の犬種絡みて比較的長寿だ、ということがわかりますね。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (0件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板