猫の水分補給は必須!適度に水分を摂取させる方法や注意点を解説

猫の水分補給は必須!適度に水分を摂取させる方法や注意点を解説

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猫はあまり水を飲まない生き物として知られています。でも猫も動物である以上水分補給は必須です。今回は猫がなぜ適度に水分を補給しなければならないか、また上手に水分を摂取してもらうにはどんな方法が良いか、という点について徹底的に解説したいと思います。

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あまり水を飲まない子の場合

キャットフードを食べる猫

Africa Studio/shutterstock.com

あまり水を飲みたがらない子もいます。ですが、脱水症を防ぐために、必要量の水分は取る必要があります。あまり水を飲まない子には、どうやって水分補給させたら良いのでしょうか?

食べ物から摂取させる

食べ物の中にも水分が含まれています。キャットフードの中にも含まれており、ドライフードの中にも水分が含まれています。ウェットフードの場合はさらに水分量が多いですので、あまり水を飲みたがらない子の場合は、ドライフードからウェットフードに替えてみるのもありかもしれませんね。

また、通常のキャットフードに加えて、野菜やフルーツを食べさせて見るのもありかもしれませんね。野菜だと白菜やキュウリなど、フルーツだと桃や梨は水分量が多いですので、食べさせてみてもいいかもしれません。野菜やフルーツを好んで食べる子であれば、それらから自然と水分補給ができます。

野菜やフルーツを食べる際の注意点

野菜やフルーツは水分補給を助けてくれますので、上手に取り入れたいですね。野菜やフルーツを食べさせる際には、ちょっと注意しておく点があります。一つは摂取量、もう一つはアレルギーです。

野菜やフルーツを食べさせる場合は、それらがメインにならないように注意します。猫の健康を保つためには、バランスの良い食事が大切です。野菜や果物からだけでは、必要な栄養素をすべて摂取することはできません。バランスよく栄養補給をするために、キャットフードを主食として食べさせ、野菜やフルーツはトッピングやおやつ程度の少量に留めておきましょう。

また、フルーツには糖分が多く含まれています。一日のカロリー摂取量をオーバーしないように、少量にしておきましょう。

さらに、野菜やフルーツを食べさせる場合は、アレルギー症状が出ていないかどうか注意しておきましょう。野菜やフルーツの中には、猫が食べてはいけない食材もあります。ネギやニンニクなどは、食べてはいけない食材として有名ですね。それらのNG食材は避けるとして、食べてはいけない食材ではなく、一般的に食べて良いとされている食材でも、アレルギー症状が出てしまう場合もあります。

個体差がありますから、猫の様子を見ながら食べさせるかどうか判断しましょう。少量しかあげていなくても、食べた後に下痢をしたり、吐いたりしている時は体質的に合わないのかもしれません。その場合は症状が出た食材を特定し、食べさせるのをストップしましょう。

アレルギー症状が出ず、好んで食べる食材があれば、それを水分補給に活用してみるのもありです。カロリーオーバーになったり、主食のキャットフードを食べられなくなるくらいたくさん与えないように注意しておきましょう。

数カ所に水を置いておく

猫が「水を飲もうかな」と思ったタイミングでいつでも水を飲めるように、家の数カ所に水入れを置いておくのも一つの方法です。あまり水を飲みたがらない子の場合、飲もうかなと思ったタイミングで、近くに水があるという状況を作るのが大切です。

猫のごはんスペースだけでなく、猫がよくいる場所やお気に入りスペースに、を置いておくと好きな時に飲むことができます。水を飲む習慣をつけることにもつながりますので、試してみてはいかがでしょうか?

飲み過ぎは病気のサインかも

猫の健康維持に欠かせない水分ですが、水を飲み過ぎている場合は病気のサインなのかもしれません。一日の平均的な水分摂取量は350~500ミリリットルほどですが、それよりもかなり多く飲んでいる場合はちょっと注意が必要です。

慢性腎不全や、糖尿病などの病気がある場合は、水分摂取量が多くなり、オシッコの量も多くなります。食欲が落ちていたり、元気がなさそうにしていたり、やせてきたなどの症状も見られる場合、病気が潜んでいる可能性があります。病院へ連れて行って、診察を受けましょう。

病気が原因で水分摂取量が多くなっているわけではなく、一時的に水を飲む量が増えているだけのこともあります。キャットフードをウェットフードからドライフードに変えたり、塩分の多い食べ物を食べた後などは、水を飲む量が多くなりがちです。「前より水を飲むことが多くなったな」「飲む量が多くなったな」と思ったら、最近の食事内容を確認してみましょう。水分量が少ない食事になっていたり、塩分の多い食材を食べたのが理由かもしれません。

食事内容は前と変わっていないのに、水を飲むことが多くなっている場合や、それが1.2日ではなく長く続く場合は、病気のサインという可能性もあります。水をきちんと飲むのは良いことですが、急に前よりも多くなった場合はちょっと注意しておくと良いと思います。水分補給の仕方だけでなく、食事量や運動量、オシッコの様子なども観察しておきましょう。

まとめ

猫の健康を維持していくために、水分補給は欠かせません。一日に必要な水分を摂取できるように、猫用の水飲みスペースを用意してあげましょう。水を飲みたがらない子も、家の数カ所に水飲み場を用意して置いたり、食べ物から水分摂取できるようにしておいたり、工夫してあげると良いと思います。猫の健康を維持するのに欠かせない水分ですので、毎日摂取できるようサポートしてあげましょう!

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