肩に乗る猫がいる?!愛猫を肩乗り猫にするためのコツや方法を紹介します!

肩に乗る猫がいる?!愛猫を肩乗り猫にするためのコツや方法を紹介します!

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飼い主の肩の上に乗る猫を見たことがありますか?「肩乗り猫」とも呼ばれており、最近特に注目を集めています。飼い主の肩の上に乗る姿がかわいいため、この肩乗り猫に憧れる飼い主さんも多いようです。そこで、この記事では猫をうまく肩に乗せるコツや方法について紹介したいと思います。

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はじめに

猫の方から飼い主の膝の上に上がってきたり、抱っこをせがんできたりされると、とっても可愛いものですよね。でもそれ以上に最近注目を集めてきているのが、「抱っこ猫」ならぬ「肩乗り猫」なんです。

この「肩乗り猫」に憧れて、我が家の猫にも自分の肩にピョンと乗ってきて欲しい!と感じている飼い主さんも多いようですが、猫が肩に乗ってくれることはあるのでしょうか。

肩に乗る猫がいるってほんとう?

飼い主の肩の上に乗る猫

Karpova/shutterstock.com

少し前にイギリスで映画にもなりましたが、ストリートミュージシャンの肩に満足げに乗るボブという猫の話しや動画が取り上げられるようになり、「肩乗り猫」が特に注目を集めるようになりました。

ネットで「肩乗り猫」というワードで調べてみると、飼い主さんの肩の上に悠々と乗っている可愛らしい猫ちゃんたちの姿がアップされています。

「うちの猫も肩乗りしてくれないかな~」と思い、我が家の猫たちを肩に乗せてみたのですが…見事うまくいきませんでした。猫を肩に乗せるためには、コツのようなものがいるようです。

それで、この記事では猫をうまく肩に乗せるコツや方法について紹介したいと思います。

肩に乗るのが好きな猫の気持ち

飼い主の肩の上に乗っかる黒猫

ddisq/shutterstock.com

飼い主さんの肩に乗るのが好きな猫は、どんな気持ちでそうした行動を取るのでしょうか。

飼い主に甘えているだけだとしたら、別に抱っこされるだけでも満足しそうなものですが、肩に乗るのが好きな猫は、どうしても肩が良い理由があるようです。

なぜ肩乗り猫は肩に乗りたがるのか、その心理に迫ってみることにしましょう。

心理1.飼い主のそばにいつもいたい

飼い主の肩に乗るのが好きな猫もやはり、「飼い主のそばにいつも一緒にいたい!」「肩に乗ることですぐ近くにいられる!」という甘えの感情があるようです。

肩に乗ることが、その猫にとってはいちばん飼い主さんに甘えることができる場所である、ということなのでしょう。

実際に、肩に乗ることが好きな猫は、飼い主の肩に乗るといつも喉をゴロゴロと鳴らしたり、前足でふみふみしたりするようです。こうした行動は、飼い主のそばにいられて幸せだと感じている証拠であり、また甘えているあらわれでもあります。

さらに、自分にもっと構って欲しい時に肩に乗ってくる猫もいるようです。飼い主さんがテレビに夢中になっていたり、家で仕事をしていて、パソコンに向かっていたり、キッチンでご飯の準備をしていたりする時などに、肩にピョンと飛び乗ってきて、自分の存在をアピールするのです。

いずれにしても、飼い主のいちばんそばにいられる場所として肩を選び、甘えてくれているのだとしたら、飼い主としてこんなに嬉しいことはないですよね。

心理2.安心できる場所だから

飼い主がソファや椅子に座っていると、ひざの上にちょこんと乗ってくる猫ちゃんは多いですよね。また、飼い主さんがゴロンと横になっていると、お腹や背中の上に乗ってきて、いつの間にかそこでぐっすり眠っている猫もいます。

こうした行動を取るのは、飼い主さんの肌のぬくもりに安心しているという証拠です。飼い主さんの肌のぬくもりを感じることは、猫にとってリラックスし安心できるということなのでしょう。

肩に乗るということも同じ理由です。その猫にとっては、飼い主さんの肩がリラックスでき安心できる場所になっているということなのでしょう。

心理3.肩の上が見晴らしや眺めの良い場所になっている

猫は高いところに登るのが大好きです。それは本能的なものによりますが、周囲の状況をよく見渡すことができたり、自分の周りで起きていることを把握しやすかったり、誰にも邪魔をされずにくつろぐことができる、という理由によると言われています。

もしかしたら、何となくたまたま飼い主の肩の上に乗ってみたら、肩の上からの見晴らしや眺めがよくて、肩の上が気にいったという猫ちゃんもいるのではないでしょうか。

その気持ちがインプットされて、「またあの見晴らしの良い高さの場所に行きたい」「肩の上はなんだか落ち着けて気持ちが良い」と、飼い主の肩の上に乗るのが習慣になる猫もいるようです。

心理4.肩に乗ることで感じる揺れを楽しんでいる

肩の上に乗ると、飼い主が動くたびに心地よく揺れを感じます。その揺れを乗り物に乗っているような感覚で楽しんでいる猫ちゃんもいるかもしれません。

猫はとてもバランス感覚の良い動物です。肩の上は何となく不安定な場所だけれども、揺れを感じるたびにそれを楽しんでいるのでしょう。

猫によっても性格はさまざまですが、特に運動するのが好きな猫や、活発で好奇心旺盛な猫に、この「肩乗りをする猫」が多いのかもしれないですね。

猫の肩乗りスタイルにもいろいろある

飼い主の肩の上で横向きに乗る猫

art nick/shutterstock.com

肩に乗る猫ちゃんは、どんな体勢やスタイルで飼い主さんの肩に乗るのでしょうか。「乗り方」もその猫によって好みや特徴が分かれるようですよ。

1.前向きスタイル 前向きスタイルというのは、いわゆる飼い主と同じ方向を向いて肩に乗るスタイルです。飼い主と一緒に同じ方向を向いて、同じものを同じ目線で見ていたい気持ちのあらわれなのかもしれません。

2.後ろ向きスタイル これは前向きとは完全真逆です。飼い主さんの顔の辺りにはお尻しか見えないということになりますね。

猫ちゃんの顔が見れないので、後ろ向きはなんか寂しい感じもしますが、肩の上はやっぱり不安定ですから、猫が落ちてしまわないように支えるのには向いているスタイルなのかもしれません。

3.横向きスタイル 横向きスタイルというのは、飼い主さんの両肩に沿って猫が寝そべるような形になるスタイルです。

右側の肩に顔、左側の肩に足という感じで猫が横向きで乗るため、ちょっと飼い主さんの頭を前にずらしてあげないと上手に乗せることが難しいかもしれません。

猫を肩に乗せるコツや方法ってある?

猫におやつを与える飼い主の手

osobystist/shutterstock.com

猫が肩に乗るのが好きな理由や心理が分かりました。肩への乗り方にも、その猫によって好むスタイルは変わってくるということも分かることができましたね。

「うちの猫にも肩に乗ってみてほしい」、「肩乗り猫に憧れる」という飼い主さんもいることと思いますが、猫に肩の上に乗ってもらうにはコツのようなものが何か必要なのでしょうか。

肩乗り猫になってもらうための日頃から簡単に行えるコツや、押さえておきたいポイントや方法についてご紹介したいと思います。

子猫のうちから肩に乗せる習慣をつける

体が小さい子猫の時の方が、飼い主の方としても肩に乗せやすいですし、猫にとってもバランスを保ちやすいですから、慣れやすいと言えます。

もちろん肩に乗ってくれるまでには根気が入りますが、子猫の方が遊び感覚で肩に乗ってきてくれるかもしれないですし、肩に乗った感覚を楽しい!と感じれば、大人になってからも肩乗りを続けてくれるかもしれないですね。

冬などの寒い季節にチャレンジしてみる

人肌が恋しくなる寒い季節は、猫もあったかいところを求めて、飼い主のそばにすり寄ってきます。いつも近くにいようとしたり、抱っこを求めたり、飼い主の体の上に乗っかってきたりする猫ちゃんも多いことでしょう。

そういう時がチャンスです。飼い主の体にすり寄ってきた時に、自然に肩を指でトントンとして、猫を肩の方に誘導してみましょう。

その時のポイントは、猫が肩に乗っかりやすいように少しかがんであげること、猫との距離を近くしてあげることです。そうすることで、猫がピョンと肩に乗ってきてくれるかもしれません。

遊び感覚でリラックスした状態で行う

肩に乗せる時に特に大切なことは、「無理やり乗せようとしない」ということです。どうしても猫を肩に乗せたい!と飼い主の側が身構えてしまうと、猫の方も警戒して嫌がるようになってしまいます。

肩に乗せたいなら、飼い主の方から猫を肩に乗せるのではなく、猫の方から自然な形でピョンと乗ってきてくれるのを根気よく待つことが大切なのです。

一度で成功することはまず少ないですから、気長に遊び感覚でやってみましょう。「乗ってきてくれたら儲けもん!」くらいの気持ちでいることが大切と言えます。

おやつを使って肩の上に誘導していく

猫が大好きなおやつを使って、肩に乗るように気を引いてみるのも良い方法です。

大好物のおやつを夢中で食べているうちに、実は肩の上に乗っていることに猫が気付かずに、自然と成功するかもしれません。

猫の方も、「肩の上に乗るといつもおやつがもらえる!」と認識することで、その後もすぐにピョンっと肩の上に飛び乗ってきてくれるようになるかもしれませんよ。

肩に乗るといいことがあるという印象を与える

おやつで気をひくという方法以外にも、猫が喜ぶことや大好きなことを肩の上でやってあげることで、自然と肩に乗ってきてくれるようになることもあります。

例えば、ブラッシングされるのが好きな猫であれば、ブラシを見せながら肩の方に徐々に誘導していけるかもしれませんし、猫が大好きなおもちゃを使って気をひくことも良い方法でしょう。

「飼い主の肩の上に乗ると、いつも僕(私)の大好きなことが起きる!」という良い印象を猫に植え付けることで、次も自然と乗ってきてくれるかもしれません。

猫が肩に乗ったらじっとしている

せっかく肩に乗ってきてくれたのに、飼い主がゆらゆらと動き回っていたら、猫は肩の上を居心地の良い場所とは感じないことでしょう。

特に、肩に乗ったばかりの時ならなおさらです。猫が乗っている時は、なるべくじっとして動かないで、安心できる場所だと思ってもらえるようにしましょう。

覚えてくれるまで何度も根気よく繰り返す

前述のように、なるべく子猫のうちから繰り返し教えるようにしてください。おやつを使って教えるにしても、おもちゃなどで遊びながら誘導するにしても、いずれにしても覚えてくれるようになるまで根気よく繰り返すことがポイントです。

猫は気分屋ですから、ある時は成功した!と思っても、ある時から乗ってくれなくなるという場合もあり得ます。自然にリラックスした状態で繰り返すうちに、成功できることもありますので、気長にチャレンジし続けてみてください

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