猫に海苔はOK!食べてもいい量と与えるときの注意点!

猫に海苔はOK!食べてもいい量と与えるときの注意点!

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猫に海苔を食べさせても問題ありません。海苔は「海の野菜」とも言われるほど栄養価が高く、猫の健康を維持するためにもメリットとなる食材です。しかし、猫に与える場合には注意しなければならない栄養素もあります。この記事では、海苔に含まれる栄養素や、猫に与える際の注意点について詳しく紹介します。

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猫に海苔はOK!食べてもいい量と与えるときの注意点!

猫に海苔は与えても問題ない?

重ねて置かれている海苔

K321/shutterstock.com

海苔は古くから日本の食文化に定着しており、日本人にとって身近な海産物の一つです。海苔にも、「生海苔」「板海苔」「切海苔」「刻海苔」「味付け海苔」など、色々な種類があります。

海苔は「海の野菜」とも言われるほど、健康に欠かせない成分が多く含まれています。主な栄養素は、「たんぱく質」「食物繊維」「βカロテン」「ビタミンB12」「ビタミンC」「葉酸」「マグネシウム」「リン」などです。

猫にとって中毒となる成分は海苔の中に含まれていないため、基本的に猫に海苔を与えても問題ありません。しかし、大量に与え過ぎると猫の体に負担をかけてしまうので、与える量には注意が必要です。

猫に海苔を与えてもいい量

ごはんを食べている猫

Krakenimages.com/shutterstock.com

少量であれば、猫に海苔を与えても問題ありません。しかし、海苔にはミネラルの一つである「マグネシウム」が含まれています。マグネシウムは、猫の健康を維持するためにも欠かせない栄養素ですが、過剰に摂取してしまうと尿路結石や腎不全を引き起こしてしまう可能性があるので、気をつけなければなりません。

基本的に、猫は毎日食べているキャットフードで、1日に必要な栄養素をしっかりと摂取することが出来ています。そのため、猫に海苔を与えるときは、おやつ程度に「少量」与えるだけにしましょう。

子猫の場合

AAFCO(米国飼料検査官協会)が定めている基準では、子猫の場合、キャットフード100gあたり0.08%以上のマグネシウムを摂取するのが理想とされています。

生後12カ月未満で、体重1kg未満の子猫の場合、まだ消化器官が発達していないので特に注意が必要です。子猫に海苔を与え過ぎると、腎臓に問題を抱えるリスクが高まります。リスクを上げないためにも、子猫にわざわざ海苔を与える必要はありません。

成猫の場合

成猫の場合は、キャットフード100gあたり、0.04%以上(約40mg)のマグネシウムを摂るのが適正と定められています。

一般的に、市販のキャットフードに含まれるマグネシウム含有量は、全体量の0.07%~0.09%程度です。これは、キャットフード100gあたり「70mg~90mgのマグネシウムが含まれている」という事です。キャットフード100gは成猫に与える食事量の1日分程度です。

海苔1枚あたりに含まれるマグネシウムの量は10mg程度です。ゆえに、1日に1枚(3g)の海苔は、キャットフード1日分に含まれるマグネシウム量の7分の1~9分の1に相当します。

毎日猫に海苔を与える必要はありません。成猫に海苔を与えるときは、ごくたまに、少量だけにし、マグネシウムを過剰摂取させることがないように注意しましょう。

老猫の場合

シニア期になると消化器官が弱ってくるため、子猫同様、老猫に海苔を与える場合は注意が必要です。

老猫が海苔をたくさん摂取すると、腎臓に負担をかけたり、上手く飲み込むことができず窒息してしまう危険性もあります。こうしたリスクを抱えないためにも、老猫に海苔は与え過ぎないようにしてください。

猫に海苔を与えることで期待できる効果

乾燥した海苔

vandycan/shutterstock.com

海苔の約3分の1は「食物繊維」で出来ています。海苔の食物繊維は、野菜などに含まれる食物繊維よりも柔らかく、胃や腸を傷つけることなく整腸作用を促してくれます。食物繊維を摂取することにより、便秘改善や血中コレステロール値を下げる効果を期待することができるでしょう。

また、海苔には「タウリン」が豊富に含まれています。タウリンは、悪玉コレステロールを減らしたり、動脈硬化、心筋梗塞、心不全、糖尿病などの予防に効果があると言われています。

さらに、海苔には「カルシウム」が多く含まれています。カルシウムは、歯や骨を丈夫にしたり、骨粗鬆症の予防に効果的な栄養素です。

加えて、「EPA(エイコサペンタエン酸)」と呼ばれる脂肪酸が、海苔には含まれています。この物質は、血液をサラサラにしてくれる働きがあるので、猫の高血圧予防や動脈硬化の予防に効果的です。

猫に海苔を与えるときの注意点

海苔は口の中に張り付きやすいため、海苔が大きいと喉にくっついて呼吸が出来なくなってしまう危険があります。ゆえに、猫に海苔を与えるときは、食べやすいように細かくちぎって与えるようにしてください。

また、海苔の中には、味の付いた「味付け海苔」も売られています。しかし、味付け海苔を猫に与えると、塩分過多となり、猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。猫に海苔を与えるときは、味の付いていないものを選んで与えるようにしてください。

先ほども述べたように、海苔にはマグネシウムなどのミネラルが含まれています。特に、尿路結石や腎不全を患っている猫がミネラルを過剰摂取すると、症状が悪化する恐れがあります。負担をかけないためにも、尿路結石や腎不全にかかっている猫には海苔は与えないでください。健康な猫であっても、ミネラルの摂り過ぎは体調不良を起こす原因となるので、海苔の与え過ぎには注意が必要です。

猫によっては、特定の食べ物にアレルギー反応を起こす猫もいます。もし、海苔を食べた後に愛猫に何らかの異変があらわれた場合は、すぐにかかりつけの病院に連絡し獣医師に相談するようにしてください。

わかめや昆布は与えても問題ない?

ざるの上に乗っているわかめ

K321/shutterstock.com

わかめや昆布は猫に与えても大丈夫なのでしょうか?

猫にわかめを与えても問題ありません。わかめには様々な成分が含まれているため、猫にわかめを与えるなら、健康に良い効果が期待できます。しかし、わかめは消化しづらい食べ物なので、下痢や嘔吐などの消化不良を起こす可能性があります。ゆえに、猫にわかめを食べさせる場合は、細かく刻んだものを少量与えるだけにしてください。塩などで加工されているわかめは、猫に与えないように注意しましょう。

昆布も少量であれば猫に与えて大丈夫です。猫に昆布を与える際は、水で戻したものを与えるか、だし汁を与えるようにしましょう。乾燥した状態のまま猫に与えてしまうと、消化不良を起こしてしまうことがあるので、注意が必要です。また、味の付いた昆布は、猫にとって塩分過多となり、体調不良を起こしてしまう原因にもなるので、絶対に与えてはいけません。

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