猫が高い所から降りられなくなった場合の対処法と注意点を紹介!

猫が高い所から降りられなくなった場合の対処法と注意点を紹介!

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猫は木の上や屋根の上など高い所が大好きです。しかし高い所に登ったものの、登ったところから降りられなくなることもあります。そこで今回は、猫が高いところから降りられなくなった場合の対処法と、その時の注意点をご紹介します。

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猫は自慢の脚力と身軽さでどんなに高いところへも簡単に登れてしまいます。重力を無視するかのように駆け上がる姿はいつ見てもかっこいいものです。

しかし、猫の姿に見とれてしまったのもつかの間、すぐに猫の挙動が変化します。下を向いたまま、一向に降りようとしません。飛び降りるための動きを繰り返すものの結局降りられません。

無茶で勇敢な猫ほど高いところに登ることができますが、登ったのはいいものの降りることができない場合があります。

猫を飼っている家庭には「あるある」の光景ですが、このような場合に飼い主さんたちが取るべき行動とはどのようなものでしょうか。この記事では、猫が高いところから降りられなくなった場合の対処法とその注意点をご紹介します。

猫が高い所から降りられなくなったときの対処法

高い所から降りようとしている猫

pixabay.com

猫が高い所から降りられなくなった場合、飼い主さんには状況に応じた適切な判断が求められます。これから4つの対処法をご紹介します。

1.待つ

猫に危険な状況が迫っているのでなければ、まずは待つことです。猫たちは俊敏で体も軽いです。柔らかい足のクッションも持ち合わせているので、基本的には登った場所から降りられます。

落ち着いてさえいれば大抵の場合は自分で降りることができます。ただ、登ったばかりで動揺してしまっているので降りるための勇気が出てこないのです。

猫が落ち着くよう少し離れて待ってあげるなら自然と降りてくることが多いです。

もちろん、あまりにも高すぎる場所だったり既に1日以上経っていたりする場合には、待つ必要はありません。時間が経てば経つほど衰弱してしまうため、自力では降りられなくなるからです。

2.手助けする

そこまで高い場所にいるのでなければ、飼い主さんが状況に応じて降ろしてあげることもできます。

ただし、飼い主さんの足場には注意してください。少し高いところでは脚立や安定した椅子などを準備すべきです。また、倒れてしまわないように、別の方に足場を支えてもらうことも大切です。

ちょっとでも不安があるような場合には自分で助けるのはリスクを伴います。そのような場合は、運動が得意な人や適切な道具を持っている人に頼むほうが賢明です。

3.保護団体に連絡

屋外にいる猫が高い場所から降りられなくなっている場合など、場所によっては動物保護団体に連絡する方法もあります。各団体の方針にもよりますが、保護してくれる可能性があります。

仮に助けることは難しいとしても、私たちが助けるためのアドバイスをくれるはずです。思いもしない解決策を教えてもらえる可能性があります。さらに、道具を貸してもらえることもあるようです。

4.消防署に連絡

消防署に連絡する方法もあります。特に、野外の非常に高いところや危険な現場であれば、救助の専門家に助けを求めるべきです。

消防署の人々も優先すべき仕事がありますので、毎回すぐに助けてもらえるわけではありませんが、手が空いていれば駆けつけてくれることもあり得ます。

素人が自力で救助すべきでない理由

木の上にいる猫

pixabay.com

すでに言及した通り、猫が高いところから降りられなくなった場合、注意すべき点があります。猫を助けたいあまり危険なことをするのは本末転倒です。

ここからは、素人が自力で救助すべきでないのはどんな状況か、ポイントをいくつかご紹介します。

木が折れる危険がある時

人間でもある程度木登りをすることができますが、木によってはそれほど枝の耐久性が高くないものがあります。そのような木に登ってしまった場合は、木が折れて大怪我するおそれがあります。

また、他人が所有している貴重な木であれば、折ったということ自体が大きな問題となるでしょう。

ですから安易に登ろうとせず、脚立などを持ってくる方が安全です。

感電の危険がある時

電柱に登った猫は絶対に素人が助けようとすべきではありません。感電して命に関わるおそれがあるからです。

もちろん、降りられない猫も感電するおそれがあります。そのため素早く専門家に救助を求めることが大切です。そうすることで、飼い主さんと猫のどちらも怪我せずに済みます。

道具が揃っていない時

道具が揃っていない場合は、とっさに自分で助けようとするのではなく、他のより安全な方法を考えてください。

脚立などの安定した道具が揃っていないと、不安定なもので代用しようと思うかもしれません。しかし、不安定なものに登ってバランスを崩し怪我することもあるため要注意です。

大げさではなく、ちょっとした判断の間違いが自分の命を脅かすこともあります。大抵の道具は30分から1時間もあれば用意できるはずです。危険を冒すのではなく、一番安全な決断を下しましょう。

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