リコイってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!

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mofmo編集部

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リコイ・キャットは狼猫というギリシャ語から来ており、まさに外見を表しています。2010年に見つかった自然変異の猫を元祖にした新種猫で、見かけと違って人懐こい性格です。外見以外にも、賢いその特徴から「犬のような猫」とも言われます。その飼い方からしつけのコツまで解説します。

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リコイの特徴

Kitten Lykoi cat, 3 months old, also called the Werewolf cat against white background

Eric Isselee/shutterstock.com

ちょっと奇妙な見た目と、野性味あふれる雰囲気が珍しい新種猫、「リコイ(Lykoi)」をご存知ですか?

「ライコイ」とか「リュコイ」なんて呼ばれることもあります。

猫派の人にはもちろん、犬派の人からも愛される猫として注目を集めている猫です。

どうして犬派の人にも愛されるのか・・・?

それは、まるでオオカミのような見た目と、犬のような性格を持っているからなんです。

名前の「リコイ」というのは、ギリシャ語で「オオカミ」を意味しているんです。

確かに、その鋭い眼差しと野性味のある外見はかっこいいオオカミのようですよね。

それで、「ウェアウルフキャット」つまり「狼男のような猫」なんて言われることもあるんですよ。

そのワイルドな見た目から、野性っぽい性質を持つ猫なのでは?と思われることも多いのですが、じつはとってもフレンドリーで、なおかつ忠誠心の高い性格をしています。

飼い主さんに従順で、人や他の動物にもすぐに慣れてくれるんです。

そして、嗅覚にも優れています。

そんなまるでオオカミのような見た目と、犬のような性格を持つリコイは、やっぱり猫派の人からももちろん愛されるし、犬派の人の心も捕らえる、大注目の猫種なんですね!

身体的な特徴

リコイの一番の特徴といえば、被毛です。

初めてリコイを見た方は、この猫はもしかして病気なのでは?と思うこともあるかもしれません。

なぜなら、毛の生え方がまばらだからです。

全体としては、被毛のないスフィンクスのように無毛種ではありません。

しかし、その被毛は少なく、皮膚が見えています。

じつは、リコイの被毛というのは個体によって生え方にかなりばらつきがあるんです。

全身の毛並みがバラバラで、中には本当にスフィンクスのように全身に毛がない個体もいるそうです。

そのようなことから、最初その姿から遺伝病を持っているのでは?と疑われたようですが、健康には一切問題なく、突然異変によって生まれた猫ということがわかっています。

ピンとたった耳と、鋭い瞳が魅惑的ですね。

寿命や体型

リコイは約2~3.2kgほどの大きさになるようです。

他の猫と比べると少し小さめといった感じですね。

そして、平均寿命ですが、まだまだ歴史が浅いため良くわかっていません。

というのも、リコイが最初に発表されたのが2010年です。

それで、これから歴史を積み重ねるにつれ、寿命は特徴などがさらに良くわかってくることでしょう。

ちなみに、リコイはアメリカンショートヘアーが突然異変して生まれたのですが、アメリカンショートヘアーの寿命は12~13年と言われています。

猫全体の平均寿命はだいたい15歳くらいです。

リコイの歴史は?

猫のシルエットのイラスト

pixabay.com

狼猫と言われるリコイ

狼猫という意味のギリシャ語が名前の由来であるリコイ・キャットは、2010年に米国のテネシー州で見つかった猫が元祖となった新種猫です。

そのもととなった猫というのはアメリカンショートヘアーです。

人が手を加えて誕生した新種ではなく、自然変異(ナチュラル・ミューテーション)で生まれた猫が元になっているのが特徴です。

狼みたいな特徴の猫ですが、飼い方やしつけも特別な方法は必要ありません。

家庭向きの性格をもった猫です。

自然変異は多くの人が思うより頻繁に起こっています。

通常変異はリコイ遺伝子のように劣性なので、ふつうなら他の猫と交配して通常の子猫が増えていきます。 リコイはたまたま獣医さんが見つけ、飼い方や交配を工夫して、この特徴や性格が子猫に伝わるようにしたので「新種」猫と呼ばれます。

その獣医さんというのは、アメリカ、テネシー州でブリーダーとしても活動していたジョニー・ゴブルさんという方です。

遺伝的に健康な猫です

カリフォルニア大学で実施されたDNA検査で、リコイは見た目の特徴が似ているスフィンクスやデボンレックスの遺伝子を継いでないことがわかりました。

テネシー大学での検査で、皮膚の病変がないこともわかりました。

皮膚病が原因でこのような外見になったのではなく、遺伝的には健康な性格を有した猫なのでふつうの飼い方ができます。 毛の根元の細胞が変異しているせいで、リコイは下毛(アンダーコート)を作ることができないため、毛質が特徴的な新種猫です。

生物学的な新種ではありませんが、猫の血統としては新種で、2012年に登録されています。

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