バーレイニディルムンキャットってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!

バーレイニディルムンキャットってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!

update
mofmo編集部

mofmo編集部です。

mofmo編集部

バーレイニディルムンキャットは社交的で愛情深くとても活動的な性格の猫です。また猫には珍しい水が大好きな猫でもあります。この猫と共に過ごすうえで日ごろのケアにはどんなことに気を付けたらよいでしょうか。今回はバーレイニディルムンキャットの特徴や性格、飼い方やしつけ方のコツなどについて説明します。

update

バーレイニディルムンキャットの特徴

バーレイニディルムンキャット(Bahraini Dilmun Cat)はバーレーンが原産の猫種です。

バーレーンはサウジアラビア島海岸にある小さな島国で、以前は「ディルムン」と呼ばれていたためこの名前が付けられました。

この小さな島に生息してきた土着猫として、少なくとも100年以上は住み着いていたのではないかと言われています。

国土の92%が砂漠地帯で、気温が高くて非常に乾燥した過酷な環境を生き抜いてきた猫種です。

そんなタフなバーレイニディルムンキャットの体型や身体的特徴、寿命などについて説明します。

バーレイニディルムンキャットの体型や身体的な特徴

バーレイニディルムンキャットの平均的体重は約3.5kg~4.5kgで、筋肉質ですが非常にスリムなオリエンタルタイプの体型をしています。

生後1年ほどで平均体重に達し、成猫になるとオスとメスはだいたい同じくらいの大きさになります。

スリムな体に合わせて、顔もシャープなくさび型をしていて、手足も細長いのが特徴です。

後ろ足は筋肉質で長く、前足は小さめになっています。

そしてグリーンまたはゴールドのカラーのアーモンド形の目を持っています。

高温で乾燥した砂漠の環境に適応した体の特徴もあります。

被毛は短くて体に密集しており、熱を溜め込まないようになっています。

自然の中で生活しやすい柄であると言われている、スポテッドタビーの被毛も特徴的です。

自然発生によるスポットを持つのはエジプシャンマウだけであると言われていましたが、バーレーンキャットクラブ(CCB)は、バーレイニディルムンキャットも人の手によらない自然発生種であると主張しています。

また大きな耳は体温を効率的に外に逃がす働きをしています。

猫には珍しく、水を怖がらずに、むしろ自分から近づいていくという習性も持っています。

バーレイニディルムンキャットの寿命

バーレイニディルムンキャットの平均寿命は10歳から16歳くらいだと言われています。

一般的な猫の平均寿命が15歳くらいなので、ほぼ同じくらい長く生きるということがわかります。

自然発生種の猫なので、遺伝的な病気はなく、健康的な猫種です。

一般的な猫がかかりやすい病気があるので、それらに気を付けて大切に飼育すれば、平均寿命以上に長生きできるでしょう。

バーレイニディルムンキャットの歴史は?

バーレーンに少なくとも100年以上は生息していた土着の猫がバーレイニディルムンキャットだと言われています。

アラビアの野性の猫から混血して派生したとされています。

また14世紀にポルトガルの船に載っていた猫がバーレーンに渡ってきたとも言われています。

この美しい土着の猫を保護して繁殖しようという動きがあったのは1997年の事で、バーレーンの猫愛好家たちにより試みが行われました。

バーレーンの政府機関も2001年にこの猫を認めて、2006年にバーレイニディルムンキャットという名前が付けられました。

スポテッドタビーの柄を持つバーレイニディルムンキャットは自然発生種だということを証明するために、動物学者による遺伝子解析が行われ、登録の申請がなされています。

古い昔からバーレーンの土着猫として存在してきたバーレイニディルムンキャットですが、残念ながら現在では絶滅の危機にあるとも言われています。

保護のための繁殖計画が成功して、この日本でも見ることのできる猫種になるといいですね。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (0件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板