うちの子は順調？｜猫の年齢・体重から見る正しい成長過程について

成猫の成長過程②　成猫時代

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成猫時代は一般的に1歳からを指します。猫の種類によっても違いますが、ほとんどの猫が体重は1歳を過ぎるとほとんど増えなくなり、大きさの変化が見られなくなります。この頃の体重が生涯の理想体重と言われています。

1歳を過ぎても体重が増え続けると肥満になる可能性もあるので注意が必要です。肥満になると病気のリスクも高まるので、ちょっと猫ちゃんの体重が気になるなという方は、かかりつけの獣医さんに相談してみてください。ただし、1歳時の体重から1年の間におよそ15％増加する分には特に問題ありません。

生後１年

体重約3.5～4.5kg、人間に換算すると17歳に相当します。この頃から一般的には大人として分類されるようになります。この頃から交尾ができるようになり、メス猫は妊娠し、子猫を生めるからだになります。上でも書きましたが、1歳の頃の体重が理想的な体重なので、この時期のうちに体重を量って記録しておきましょう。

生後1年半

人間に換算した場合の年齢は20歳頃です。成猫の骨格が完成し、一人前の猫となります。去勢や避妊手術をしていない猫も、餌を成猫用のものに切り替える時期です。

生後２年

人間に換算すると23歳です。活発に動くようになります。また、オス猫の発情が盛んになる時期でもあります。活発になるので、他の猫とケンカをしたことによる怪我や感染症に注意が必要です。

生後3年

人間に換算すると28歳に相当します。オス猫の発情、サカリ全盛期です。引き続き、ケンカによる怪我や感染症に注意しましょう。

生後4年

人間に換算した年齢は32歳です。活発に活動し、毛のツヤも最高な時期です。自信が付き、落ち着きも見られるため、貫禄が出てきます。

生後5年

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人間に換算すると36歳です。口の周りに白いヒゲが生えてくるようになり、落ち着いた大人の猫になってきます。この頃から運動能力に少しずつですが低下が見られます。犬歯も衰え始め、丸みがかってくるのが分かります。

生後6年

人間に換算した場合の年齢は40歳に相当します。運動能力が低下してくることにより、肥満が増え始めます。白髪が混じってくるので、毛の色が薄くなってきます。腎不全に注意が必要になる時期です。

生後7年

人間に換算すると44歳にあたります。寝ていることが多くなってきますので、肥満に注意が必要です。この頃から老猫用のっキャットフードに切り替えても良いでしょう。

生後8年

人間に換算した年齢は48歳になります。老化が始まります。歯が抜けてきたり、体が硬くなってきたり、寝ている時間がさらに増えたりするなど、体の衰えが目立ってきます。

生後9年

人間に換算すると52歳に相当します。まだ切り替えをしていなかった猫にも老猫用のキャットフードをあげるようにしましょう。