ポリッシュローランドシープドッグってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方

ポリッシュローランドシープドッグってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方

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ポリッシュローランドシープドッグはポーランドのローランド地域原産の牧羊犬で、本国では切手になるほどメジャーな犬種です。「PON(ポン)」という愛称でも知られていて、とても賢くて温厚、しかも飼い主にとても忠実なことでも知られているんです。そんなポリッシュローランドシープドッグの特徴や飼い方の紹介です。

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ポリッシュローランドシープドッグの特徴

Scenic Hiking with a Polish Lowland Sheepdog Powderface Ridge, Kananaskis Country Alberta Canada

BGSmith/shutterstock.com

英語でPolish Lowland Sheepdogと表記するので、本来はポーリッシュローランドシープドッグという名前が発音に一番近いのですが、日本で初めて本種の繁殖を行ったブリーダーが「ポリッシュ」と呼んだそうです。

それから今に至るまでポリッシュローランドシープドッグという呼び名が通されています。

別名はPolsky Owczarek Ninzinny(ポルスキー・オフチャレク・ニジンニ)で、これの頭文字を取って「PON(ポン)」という愛称を付けられています。

牧羊犬として優秀だったポリッシュローランドシープドッグは今では優秀な家庭犬としても人気があります。

そんなポリッシュローランドシープドッグの体型や外見的特徴、寿命などについて説明します。

ポリッシュローランドシープドッグの体型と外見的特徴

ポリッシュローランドシープドッグの平均体高はオスが45cm~50cmでメスが42cm~47cmです。

平均体重はオスが18kg~23kg、メスが13.5kg~18kgくらい、またはそれより少し重いとする情報もあります。

いずれにしても少し大きめの中型犬に分類されています。

体長が体高よりも少しだけ長いスクエアな体型をしています。

体長と体高の比率が10:9くらいが理想的だとされています。

コンパクトですが筋肉質で力強い体つきをしていて、長いシャギーコートが顔も含めて体全体を覆っているのが特徴的です。

耳は垂れ耳で飾り毛があり、マズルは短め、まっすぐで少し短めの手足を持っています。

尻尾は生まれつき無かったり、または短かったり、長くてフサフサした垂れ尾の場合があります。

長い尻尾は断尾して短くされることが多かったようですが、最近では動物愛護精神が高まってきているため、断尾を行わない傾向にあります。

目は小さくてつぶらですが、羊を脅す時や怒ったときに鋭いシープドッグ・アイを見せることがあります。

ポリッシュローランドシープドッグの寿命

ポリッシュローランドシープドッグの平均寿命は13歳から15歳くらいとされています。

ただこれはあくまで平均寿命なので参考程度にしましょう。

実際の寿命は個体差や飼育環境、遺伝的要素もあります。

普段の生活で健康管理に気を付けて、愛情を注いで飼育するなら、平均寿命以上に生きてくれるでしょう。

ポリッシュローランドシープドッグの歴史

Polish Lowland Sheepdog against ocean waves and sky with clouds

everydoghasastory/shutterstock.com

牧羊犬として長く活躍してきたポリッシュローランドシープドッグは、古い記録によると13世紀には存在していたようです。

羊に自分の肩を押し付けたり、シープドッグ・アイといって鋭くにらみつけることによって羊を誘導していました。

16世紀になると、その作業能力に感銘を受けたスコットランドの羊飼いが、ポリッシュローランドシープドッグのメス2頭とオス1頭を手に入れました。

この3頭がその後、ベアデッドコリーの祖先犬になったと言われています。

またこの3頭の子孫が、19世紀に行われたオールドイングリッシュシープドッグの作出に使われたとも言われています。

第二次世界大戦がはじまると、ポリッシュローランドシープドッグは頭数が一気に激減し、一時は絶滅の危機に瀕するほどになりました。

大きくて賢く、非常に勇気のある犬種だったため、軍用犬としても使われ、多くの犬たちが命を落としました。

またユダヤ人迫害が起こると、ユダヤ系の人たちが飼っていたポリッシュローランドシープドッグを殺害したり、また主人の命を守ろうとして命を落とす犬も多かったようです。

勇敢で賢いポリッシュローランドシープドッグの特徴は、第二次世界大戦中に爆弾が落ちてくるのを察知して数百人の命を救ったという逸話からもよくわかります。

戦争が終わると、愛好家たちが血統を保存するためにポリッシュローランドシープドッグを探し出し、こうして見つかった150頭の中から犬種標準にかなったふさわしい犬を選んで繁殖が行われるようになりました。

繁殖計画は成功し、頭数を増やしていったポリッシュローランドシープドッグは、1959年に国際畜犬連盟(FCI)に公認されました。

1979年にはアメリカに渡り、1982年設立のElzbietaKennelで個体数を増やすとともに人気も集めるようになりました。

アメリカンケネルクラブ(AKC)では2001年に公認され、ハーディンググループに分類されています。

ポーランド以外でも愛好家が増えてきているポリッシュローランドシープドッグは、ヨーロッパのドッグショーの常連となっています。

日本においては、ブリーダーが数人いて毎年国内登録はあるようですが、知名度はそれほどないのが現状です。

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