猫の足跡は1匹1匹違う?肉球の特徴について徹底解説します!

猫の足跡は1匹1匹違う?肉球の特徴について徹底解説します!

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mofmo編集部

mofmo編集部です。

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人間には、1人1人に違った特徴があります。それは動物にも同じです。 今回は、猫に絞ってお話して憩おうと思います。猫の肉球は、それぞれ違うので、見ていて特徴的ですよ!

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猫の足跡の違いとは?足跡が一直線?

Cat love By the hand grip at hand.

Nitikorn Poonsiri/shutterstock.com

猫の歩いた後の足跡を見たことがあるでしょうか?猫は、歩き方が優雅ですが、足跡まできれいに見えます。猫の足跡のほとんどが、一直線の足跡になっていることがあります。

猫は、自分にとって危険なものや、敵に見つかることがないように、一直線に歩くことが多いようです。猫の本能により、前足で進んだところに後ろ足でなぞったように、綺麗に歩くからです。そのため、猫の足跡を見ると、前足で踏んだ部分だけが残ることになり、一直線の足跡が出来るようになります。

しかし、猫だけがこのような歩き方をするわけではありません。例えば、ヤマネコやキツネなども一直線に足跡がつくようです。ただし、子猫は大人の猫のように一直線に歩くことはないため、足跡が一直線になることはありません。子猫は歩き方がおぼつかなく、色々なものに関心を示し、好奇心が旺盛なためです。

そのため、一直線に足跡がつくことはないでしょう。また、猫の中でも野生感が薄れてきているため、一直線に足跡をつける猫が減少してきているようです。犬の場合は、猫よりも好奇心旺盛のため、足跡が一直線になることはあまりないと言えるでしょう。

犬は地面をしっかり踏んで歩くため、足跡がよれることが多いです。犬の足跡は、その犬の心理状態を知ることが可能です。例えば、散歩の途中に別の犬がやってきたとします。その際、歩く動作が遅くなったり、立ち止まることがあります。この場合、相手の犬に対して敵意がないことを表していると言えるでしょう。

猫の肉球を詳しく見てみよう!

a young cat curiously peeking out from behind the white background

Lario/shutterstock.com

猫の肉球のおかげで、足音を忍ばせて歩くことが可能ですが、猫の肉球を詳しく見てみましょう。

まず、前足にある、人間でいえば手のひらの部分が「掌球」(ショウキュウ)と呼ばれており、猫により形が違ってきます。掌球の外側にある指のような部分が「指球」(シキュウ)と呼ばれており、通常5つ付いています。クリーパーキャットなどの多指の猫の場合、6つ付いていることもあります。

前足には、掌球の下に離れて付いている肉球があり、「手根球」(シュコンキュウ)と呼ばれています。後ろ足の場合、同じ部分であっても名前が異なります。足の裏の部分は「足底球」(ソクテイキュウ)と呼ばれています。足底球の外側にある指に似た4つの肉球は、「趾球」(シキュウ)と呼ばれています。猫の指を数えてみると、前足の指が合計10本になります。

後足の指は、合計8本になります。これらのことを考えると、猫の足跡のイラストで正しい肉球跡は、4つになります。

肉球は層構造になっている

これから、猫の肉球の内部を見てみましょう。

猫の肉球の外側には角質細胞からなっている「表皮」(ヒョウヒ)があります。さらに、表皮の内側には、コラーゲンから主になっている「真皮」(シンピ)があります。そして、真皮の内側には、脂肪組織から主になっている「皮下組織」(ヒカソシキ)がありますので、層構造になっています。

皮下組織の表皮は、角質層が厚く重なり合い、「結胝組織」(ケッテイソシキ)を構成しています。肉球の小さなくぼみの所にエクリン腺の開口部が繋がっているため、汗を出しています。汗腺から出る汗は、滑り止めの役割を果たすだけでなく、縄張りのマーキングの匂い付けに利用されているのです。

まとめ

猫や犬の肉球はとても可愛いため、足跡のイラストが好きな方が多いです。猫と犬の肉球は同じように考えていた方もいたかもしれませんが、実は違うところがたくさんあります。肉球の形や、ツルツルかザラザラしているかなどです。そして、肉球はとても大切な部分であることが理解できたことでしょう。

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