【2023年版】見た目が変わるだけじゃない!冬になると変化する猫の5つの行動とは

【2023年版】見た目が変わるだけじゃない!冬になると変化する猫の5つの行動とは

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猫は寒いのはあまり得意ではありません。だからといって、寒さを嫌がってただコタツで丸くなっているだけではありません。冬になると、ちゃんと猫なりの防寒対策をします。この記事では、冬に見られる5つの猫の行動の変化をご紹介します。

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冬が近づくにつれ、密度が高く柔らかい毛が生えてくるなど、猫の身体は冬の寒さに耐えられるように変化します。モフモフの冬毛に生え変わった猫は、ふっくらして他の季節以上にぬいぐるみ感が増してとってもチャーミングです。それに触り心地も抜群になります。

しかし、変化が見られるのは身体だけではありません。普段はあまり近寄ってこない猫が膝にのってきたり、食べる量が増えたり、よく寝たりなど、日常の行動にも変化が見られます。

冬になると変化する5つの行動

人の腕の中で寝ている猫

pixabay.com

これから、猫の防寒対策ともいえる猫の行動を一つずつ解説していきます。愛猫の様子を思い浮かべながら読んでみてください。

1.くっついてくる

独立心が強くマイペースな猫は、普通単独でいることが多いです。しかし、寒くなると飼い主さんや同居ペットにやたらとくっつきます。

普段は触らせてもくれない猫が急に膝に乗ってきたり、一緒に寝ようと布団に入り込んできたり、喧嘩ばかりしている猫たちがピトッと寄り添って寝ていたり、ギャップにびっくりします。

実はこういった行動は相手の体温を使って暖を取るための行動です。いわば飼い主や同居ペットを湯たんぽがわりにしているわけです。なんとも猫らしい行動ですが、それはそれでしおらしい姿なので魅力的です。

2.食事量が増え、飲水量が減る

ごはんを食べる猫

pixabay.com

私たちも寒くなるとつい食事量が増えますが、猫も同じで、秋から冬にかけて食欲が増します。たくさん食べて脂肪を蓄え、それを燃焼させて身体を温めようとする本能が備わっているのです。

反対に、飲水量は減ります。寒くなると呼吸による水分の蒸発は少なくなるので、暑い時と同じ量を必要としなくなるからです。

また、「冷たいお水を飲んで身体を冷やしたくない」という理由から飲まなくなることもあります。しかし、水を飲まなくなると様々な体調不良を引き起こす可能性があります。

ですから、ぬるめのお水を用意するなど、冬でも必要量をしっかりと摂取できるように気をつけてあげましょう。

3.睡眠時間が長くなる

野生の猫の場合、冬は獲物が減るので省エネモードに入ります。その名残から、現代のイエネコも寒くなると睡眠時間を長くし、行動量を減らします。一般的な猫で14時間~16時間ほど、子猫や老猫の場合は20時間ほど寝ているそうです。その時間中ずっと熟睡しているわけではありませんが、ウトウトと一日の大部分を横になって過ごします。

しかも冬になると「アンモニャイト」と呼ばれる、最高に可愛い寝方をします。アンモニャイトの由来は、平らな巻貝のアンモナイトです。頭と足をくっつけるように身体を丸める姿が、上から見るとアンモナイトに見えることから命名されました。

この丸々とした姿勢によって、冷たい空気に触れる身体の面積を減らし体温が放出されることも防いでいます。また、顔が内側に入り込むので自分の吐く息で身体を温めることもできます。

暑い時期にお腹を見せて仰向けで寝ていた猫が、くるっと丸まって寝るようになると「冬がきたな」と感じる飼い主さんも多いようです。

4.日光浴をよくする

日向ぼっこをしている猫

pixabay.com

窓辺から差し込む日差しは、ポカポカしていて最高に気持ちがいいですよね。寒い日は特に太陽のありがたみを感じますが、それは猫も同じで、冬になると太陽光がさんさんと差し込む場所へ移動しながら、日光浴をします。

陽を浴びることは、骨を丈夫にするビタミンDの生成を促したり、睡眠を助けたり、血液の流れを改善したりと、暖を取ること以外にもたくさんのメリットがあります。

季節に関係なく日向ぼっこをする猫の姿はよく見かけますが、よく観察していると、冬は日照時間が短いにもかかわらず、他の季節以上に長い時間日光浴をしています。

5.お気に入りの場所が変わる

猫は、自分にとって快適な場所を見つけるのが得意で、季節や気温に合わせてお気に入りの場所を変えます。

例えば、暑い時にはひんやりする廊下や涼しげなカゴに入り込んでいた猫が、寒くなると暖かいコタツの中や冷蔵庫の上によくいるようになります。そのようにして、寒さをしのげて居心地が良いと感じる冬用のスポットを自分で探し出します。

ですから季節の変わり目には、ある程度猫が自由に動き回れるようにしてあげ、寒くなったら暖かい素材のラグや毛布を敷いたカゴを用意してあげると喜びます。

覚えておくと良い点として、人間が快適と感じる温度と猫が快適な温度は異なります。そのため、飼い主さんが暖房をつけると、猫にとっては暑すぎてしまうことがあります。

そんな時は、スッと部屋を出て他の快適な場所に移動するでしょう。その意味でも、部屋を自由に出入りできるようにしておくことは大切です。

まとめ

猫

pixabay.com

猫は冬になると、寒さ対策として様々な行動の変化を起こします。よく動きを観察していると、他の季節にはない独特の動きをするので、見ていて飽きません。

いずれにしても、愛猫が快適に過ごせる室内環境を用意することで、より健康的な生活を送れるようにサポートしてあげたいですね。

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