愛猫のうんちの処理どうしてる?状況にあったおすすめの処理方法や注意点を紹介!

愛猫のうんちの処理どうしてる?状況にあったおすすめの処理方法や注意点を紹介!

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どんなに可愛い猫でも、うんちは臭います。一生懸命掃除をしても、臭いがこもったり清潔感がでなかったり手間がかかったりと、猫のうんちの処理に悩まされるものです。この記事では、住宅事情や飼育状況にあったおすすめの処理方法とそれぞれの注意点を取り上げます。

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一般的に猫のトイレは、排泄物を受け止める「猫砂」と、猫砂を入れておく「トイレトレー」のセットになっています。

猫砂は、トイレに流せたり消臭効果があったり、固まったりと色々な機能を持つほか、可燃ゴミや不燃ゴミで捨てることができたりと、素材や性質の異なる様々な製品があります。

うんちの処理をスムーズにするには、処理の仕方にあった猫砂選びをすることが重要です。これから「トイレに流す」「ゴミに出す」「自宅で処理する」という3つの処理法を1つずつ取り上げ、注意点やそれぞれの方法にあった猫砂情報をお伝えします。

トイレに流す

トイレ

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人の排泄物を水洗トイレに流すように、猫のうんちを人間のトイレに運んで流す方法です。猫のうんちを発見する度にスコップですくって流すやり方ですが、これは一番簡単で手っ取り早い方法でしょう。うんちを放置しておく時間が少ないので、トイレや部屋に臭いがこもることが少ないです。

トイレに流せるタイプの猫砂製品には「水に溶ける」「トイレに流せる」という表記があります。素材には、「パルプ・紙・おから」などが使われています。

ただ「トイレに流せる」とうたっていても、一度に大量を流すと詰まりの原因になるので注意が必要です。トイレに流すのはあくまでも、汚物で汚れた少量の猫砂に留めてください。

また、猫のうんちには飲み込んだ毛なども入っているので、人間の排泄物に比べると水に溶けにくいです。節水タイプや貯水タンクがないトイレでは流れきらないこともあるので要注意です。

浄化槽の家

残念ながら、浄化槽の家の場合、トイレに流す処理法はおすすめできません。

うんちを流す時にどうしても猫砂も一緒に流れるので、浄化槽に猫砂が停留し、正常なメンテナンスができなくなります。また、浄化槽の処理能力を超える量の汚物が入ると、効率が下がって浄化機能が十分に働かなくなります。

東京23区にお住まいの方

東京都下水道局によると「東京23区の下水道では、人間の排泄物の処理を想定しているので、ペットの排泄物は流さない」という基本方針があります。ただ、これはあくまでもお願いという位置づけで、法的に禁止されてはいません。

一方、区のゴミ分別では「ペットの汚物は、区では回収しないのでトイレに流してください」と指示されています。なんとも微妙な状況ですが、トイレに流すこと自体は法的に禁止されているわけではないので、少量のペットの汚物ならトイレに流しても問題ないでしょう。

ゴミで出す

ゴミ箱

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猫のうんちを、人間の生活ゴミと一緒に回収日に出すこともできます。自治体によって、燃えるゴミと不燃ごみの分別が異なるので、使用している猫砂がどのゴミに当たるか確認して出すようにしましょう。

一般的に、「パルプ・茶殻・おから」などの猫砂は燃えるゴミで、「ゼオライト・ペントナイト・シリカゲル」などは不燃ゴミに当てはまる場合が多いです。

飼い猫が燃えるゴミ用の猫砂を気に入ってくれるなら、週に2回ほど回収してくれる燃えるゴミで出す方が、うんちがたまらないので断然おすすめです。

それでも3日くらいは家においておかないといけないので、臭いがもれない密閉容器やバケツトイレなど、専用のうんち入れを準備しておく必要があります。

ゴミに出す時にも、猫のうんちは臭いがきついので、防臭機能のついた袋を二重で使用したり、口をしっかり結んだり、回収日当日に出すなど周りの人に迷惑をかけないように気をつけましょう。

地域によっては「基本的にペットの汚物はゴミ焼却施設への持ち込み禁止」としているところもあります。

トイレに流すのと同じように、猫のうんちをゴミに出すのも微妙なラインがあり、行政機関によって異なる意見があります。いわゆるグレーゾーンであることも覚えておいてください。

分別のガイドラインをしっかり守り、臭いや量など、周りの人が不快に感じないように配慮することが大切です。

自宅で処理

生ごみ

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猫を複数飼育している方や庭付きの家に住んでいて堆肥を有効活用できる方は、生ゴミ処理機を使って自宅で処理するのがおすすめです。

生ゴミ処理機の購入費用や使用する際の電気代がかかりますが、トイレの詰まりや自治体への遠慮から解放されますし、猫がうんちをする度にポンと処理機に入れるだけなので、臭いも気になりません。

さらに、自分たちの生活ゴミも一緒に処理できるので、ゴミ捨て自体が楽になるメリットもあります。

この場合の猫砂は、「おから・木粉・木屑」など土に還る素材が向いています。生ゴミ処理機には、微生物によって分解し処理後には堆肥になる「バイオ式」と、熱で粉砕する「乾燥式」の2種類のタイプがあります。

乾燥式の場合は、臭いもなくコンパクトで室内における製品が多いので、アパートでも使用できます。

まとめ

猫

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今回紹介したどの処理方法も、メリットとデメリットの両方があります。また、住んでいる市区町村や自宅の下水処理設備によっては使用できないものがあります。

お住まいの自治体の指示と自宅の状況を確認し、猫の頭数や家庭の状況に合わせて一番適した処理法をお選びください。

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