えっ、もういらないの!?猫がご飯をおねだりするのにあまり食べない時の3つの理由とは

えっ、もういらないの!?猫がご飯をおねだりするのにあまり食べない時の3つの理由とは

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愛猫におねだりされるとなんでも叶えてあげたくなります。でも、せっかく応えてあげたのに反応が悪く、何を望んでいたのかわからなかったという経験をした方は少なくないでしょう。この記事では、猫がご飯をおねだりするのにあまり食べない時の3つの理由を紹介します。

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猫からせかされたのに全然ご飯を食べない!

愛猫におねだりされてついつい早めにご飯をあげる方は多いですよね。しかし、ご飯をあげたのに「えっ、もう食べないの?」と突っ込みたくなるほど、あまり食べない時ってありませんか?

これから、猫がご飯をおねだりするのにあまり食べない理由を紹介します。ここでの情報を参考に、猫の食習慣やわがまま度をチェックしてみてください。

理由1:少量しか食べられない

ごはんを食べる猫

pixabay.com

大抵の人は1日3回朝・昼・夜と、決まった時間に食事を取ります。犬なら1日2回朝と夕方にご飯をあげればぺろりとたいらげ、それ以外の時間におねだりをしてくることはないでしょう。なぜなら、1回の食事で必要量をしっかりと食べることができるからです。

もちろん、小腹が空いて間食をしたり無性におやつが欲しくなったりする時はありますが、基本は1回の食事で必要量をまかなっています。

一方、猫の胃は小さく少しずつしか食べられません。野生の猫も、少量を数回に分けて食べます。そういう食習慣なのです。ですから、飼い猫がご飯をおねだりしても、結果的にほんのちょっとしか食べないことがあります。

飼い主さんから見たら「おねだりしたのに、これだけしか食べないの!?」と思うかもしれませんが、小食の猫からしたら「おねだりしたけど、今はこれで十分」と思っているのかもしれませんね。

対策

この場合の対処法は、食事の回数を増やすことです。1日2回だったのを、1日3回~4回に分けてあげることができるかもしれません。トータルの食事量を変えずに、1回分の量を少なくし回数を増やしてください。少量を頻繁に食べる猫の食習慣に合わせてあげるのです。

おねだりされた時にも、ほんの少量だけをあげるようにしましょう。キャットフード2、3粒くらいで満足することも多いです。猫は自分が想像するよりも少量しか食べられないことを意識して、少なめにあげることを心がけるなら、おねだり後の食べ残しを避けられます。

理由2:かまって欲しい

猫

pixabay.com

ご飯をおねだりするのにあまり食べない別の理由は、お腹が空いているのではなく、飼い主さんの気を引きたいだけという場合です。この場合は当然、ご飯をあげてもあまり食べません。

現代の日本で、責任感のある飼い主さんに飼われている猫が飢えを感じていることはほぼありません。むしろ「甘えたい」「遊んで欲しい」「何かしら刺激が欲しい」と感じている猫が多いです。

猫はその気持ちをぶつけているだけなのに、飼い主さんが勝手に「ご飯が欲しいのね」と早とちりしている可能性もあるでしょう。猫からしたら「違うよ。ご飯じゃなくてかまって欲しいだけ」と思いながらも、仕方なくご飯をちょっとだけ食べている可能性も十分あります。

対策

まず、本当にお腹が空いているのか、それともかまって欲しいのかを確かめましょう。猫がおねだりしたタイミングで、片手に好物のキャットフード、反対の手に猫が好きなおもちゃをもって猫に見せます。もし猫がおもちゃの方に反応したら、ご飯をおねだりしているのではなく飼い主さんの気を引きたいだけ、ということがわかります。

その場合、ご飯をあげる必要はありません。思いっきり遊んであげたり、撫でてあげたり、猫の望んでいることをしてあげましょう。

「おねだり=ご飯をねだっている」と思い込まずに、猫が鳴いたりすり寄ってきたなら、何を求めているのかを読み取るようにして下さいね。

理由3:わがまま

鳴いている猫

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猫がおねだりする時には、高い声で甘えるように「ニャ~」と鳴いたり、大きな瞳をウルウルさせ見上げてきたり、体をスリスリしてきたりと、とにかく可愛いです。

メロメロになった飼い主さんが二つ返事で要望に応える経験を繰り返すと、猫は「おねだりすれば美味しいものが食べられる」と覚えてしまい、ちょっとでもお腹が空いたりおやつが食べたくなると可愛さをフル活用しておねだりします。

ここまでくると単なるわがままで、自分が食べたいものを食べたいタイミングで要求しているだけです。ですから、せっかくご飯を出しても「これじゃない」「そんなにお腹空いてなかったわ」という感じであまり食べません。

対策

こういうわがままな猫には、きちんとしつけることが大切です。適量をきちんと食べさせているなら、おねだりされても無視し、いつでも食べられるわけではないこと、好きなものがいつも出てくるわけではないことを覚えさせます。

心を鬼にして、猫のためにそうしてあげて下さい。そうすることによって、栄養バランスの偏りや肥満を防ぐことができ、結果的に健康面でプラスになります。

さらに、飼い主さんに言う事をきちんと聞くお利口さんな子になって可愛さが倍増するので、ぜひあきらめずにチャレンジして下さいね。

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