
三毛猫ってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!
三毛猫がこたつで眠っている様子は、まさに「古き良き時代の日本」ですね。 招き猫のモチーフとなったり、小説や絵画にも古くから登場している三毛猫は日本の猫の象徴でもあります。 日本人に愛され続けている“和猫代表”三毛猫の特徴や性格、そこからわかる飼い方のポイントを見てみましょう。

三毛猫の特徴
三毛猫といえば、「黒、白、茶の三色の毛色をもつ猫」ですね。
三毛猫の茶はオレンジっぽい茶色を指し、このオレンジが特徴です。
では、三毛猫といっても、模様によって呼び方が異なることをご存知ですか。
「キジ三毛」は、白・茶・こげ茶の三色の毛色をもつ三毛猫のことです。
「縞三毛」は、三色の毛色の中に縞模様が入っている三毛猫を指します。
「トビ三毛」は、三色の毛色のうち白の割合が大きく、残りの二色が模様のように少しだけ入っている三毛猫のことをいいます。
身体的な特徴
丸顔に小さめの目をしており、耳は少し離れ気味です。
三毛猫にはピンクの鼻が多いですが、茶色に鼻の縁が黒くなる子もいます。
どこか凛とした気の強い顔立ちをしています。
手足が短めのずんぐりむっくりな体型で、曲がり尾も特徴的です。
様々な色や柄の組み合わせがあり、実験ではクローンが作れなかったほどに被毛パターンが個体によって異なります。
被毛パターンによっても雰囲気がかなり変わりますから、ぜひお気に入りの子を見つけてくださいね!
寿命や体型
三毛猫の平均体重は、3.5~4.5kgくらいです。
平均体高は、26~28㎝で、猫全体の平均値と同じですね。
そして、三毛猫は骨格がしっかりしています。
平均寿命は15年で、純血種の平均寿命が12年と言われていますから、長生きですね。
20年近く生きた三毛猫の話もよく耳にしますが、「純血種より雑種のほうが長生きする」と言われているのは本当のようです。
純血種は同じ血統内で交配を繰り返すため血統が濃くなり、免疫力が弱くなります。
反対に、雑種は様々な血が混ざりあっているので、免疫力が高まります。
さらに、血統が薄くなることによって遺伝性の疾患を受け継ぎにくくなることから、純血種よりも雑種のほうが長生きすると考えられています。
海外でも人気な三毛猫!
三毛猫は日本では一般的な猫ですが、海外では珍しい毛色で人気があります。
英語で「キャリコ(Calico)」「トーティ・アンド・ホワイト(Tortie and white)」、フランスで語では「トリコロール(Tricolore)」「トライカラー(Tricolor)」と呼ばれて珍しがられます。 また、西欧や北米では、日本原産の「ジャパニーズボブテイル」が「ミケ(Mike)」と呼ばれて親しまれているようです。
招き猫のイメージも強く“幸運を呼ぶ猫”としても注目を浴びています。
和歌山県喜志駅での「たま駅長」は海外でも話題になり、三毛猫ファンが急増。
自分のお気に入りの三毛猫を探しに来日したり、日本から三毛猫を取り寄せて飼うくらい熱狂的なファンたち生まれました。
三毛猫はほとんどがメス!?
三毛猫はメスの確立が99%以上ということをご存知ですか?
オスの三毛猫が生まれる確率は3千分の1、場合によっては3万分の1と言われることもあります。
これは染色体の遺伝の関係で、オスの猫にはオレンジと黒の毛が同時に生えてこないためです。 オスの三毛猫はとても貴重なので、昔から「福を呼ぶ」「船に乗せると遭難しない」「大漁に遭遇する」として、縁起のいい存在とされていました。 ただ、オスの三毛猫は染色体の突然変異によって生まれるため、生殖機能を持たないなど、身体機能に異常があるケースが多いようです。 オスの三毛猫にならないにしても、三毛猫の遺伝子は持っているため、三毛猫の遺伝子を持ったこども同士がこどもを作った場合、両方の親から三毛猫の遺伝子をもらったこどもは三毛猫になるため、絶滅はしないということになります。
三毛猫の歴史は?
三毛猫は雑種の日本猫です。
では、いつから日本には猫がいたのでしょう。
弥生時代の「カラカミ遺跡」から猫の遺骨が発見されていますから、紀元前から日本に猫が存在していたと考えられています。
奈良時代ころ、書物をネズミから守る益獣として中国から猫が輸入されます。
さらに、戦国時代にはシャム(現在のタイ)などの東南アジア貿易からも入ってきます。
本来日本にいた猫に、それら外来種が混ざり、日本猫のベースができたのではないかと言われています。
江戸時代の作品に、三毛猫をモチーフにしたものが残っています。
しかし第二次世界大戦後、外来種が大量に日本に持ち込まれます。
特に、シャム猫やペルシャ猫が大人気となりましたが、もともと猫を放し飼いにする習慣のあった日本です。
ここで日本猫と外来種の混血が急速すみました。
外来種との混血に無関心で、三毛猫を含む日本猫を品種として残そうという努力が払われなかったため、品種として確立されないどころか絶滅も危惧されています。
三毛猫も、元祖は色の濃い3色が強いコントラストで配色されていることが特徴でしたが、西洋猫のDNAをもつものが増え、最近は三色といえど「パステル三毛」と呼ばれる薄い毛色の三毛猫や、「縞三毛」「キジ三毛」のほうが増えてきています。
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信頼できる団体さんを探すこと。 動物を飼うのは、お金がある程度かかることを理解する。 フード、予防注射、フィラリア予防薬、トリミングは、必須。 病気になったら病院代。 最低でも、上記は掛かります。 最後まで飼育すること。 これが、里親に限らず動物を飼う最低条件です。 無理な方は諦めたほうが、良いです。
へぇぇぇ三毛猫って初対面の人にも近づいてくんだ。人が好きな種類なんだね。実は画像でしか三毛猫みたことないのよね。なかなか機会がないっていうか。状況的に飼えないんだけど、どこに行けば会えますか?
この記事を見ていたら三毛猫ホームズが懐かしくなってきましたよ。今再放送があっているので、時間が合えばたまに見ています。たまに見ていますけど懐かしい。三毛猫はいいアクセントになってますよね。
うちのお隣さんがとび三毛さんを飼ってますが、もう人懐っこ過ぎて飼い主でない僕の前でもゴロゴロ、お腹見せて甘えて来ます。
性格もおっとりしてるみたいなので、プライドの高い感じはないです。やっぱ猫とりどりなんですね。
三毛猫と暮らしています。とび三毛に分類されるのかな。最近あまり見なくなったタイプの三毛だと思います。子猫の時に保護してから10年以上、怪我病気なく元気です、丈夫なのかな。被毛は短めでとてもすべすべしています、毛づくろいは熱心にしています。意外だったのが、プライド高い、猫の中の猫…ウチの仔に当てはまるかどうかハテナ?で、特に運動神経いいなんて思っても見なかったです。思いっきり遊べるように工夫してあげたいです(´∀`=)
プライドが高いとか全然知らんかった。ってことは、プライドが高い故の行動とかあんのかな?賢くてプライドが高いなら良いね。教えたことを早く飲み込んでくれるって、こちら側からすると有難いもんね。三毛猫の性格とか色々しれた〜
三毛猫可愛いですよね~。うちでも飼育しています。元々は野良猫だったんですけど、家の庭に頻繁に遊びに来ていて餌を上げていたら、家の中まで着いてきてしまってそのまま居座ってます(笑)人懐っこい性格でちょっと図々しいですね(笑)わが家でも飼育されているというよりも住んでやっているという認識だと思います。
海外でも三毛猫が親しまれているのは何だか嬉しいものがあります(⌒▽⌒)。「和」は海外で人気があると言われていますが、三毛猫も日本的な感じが強く漂っているので、そこが人気のポイントなのかもです。でも最近、あんまり三毛猫を目にする機会が減ったように感じるのは気のせいかなぁ。
三毛猫って落ち着くよね~。最近は血統書付きっていうか、立派な名前がついてる猫が多いけど、日本の猫ってういとやっぱり三毛猫だなぁと思います。うちは三毛猫ばかり3匹飼育しているせいで親ばかっていうのもあるんだけど。
三毛猫って日本の猫って感じがするよね。江戸時代の浮世絵にも出てくるし。でも三毛猫飼いたいな~と思ってもペットショップには売ってないだろうし、どこかで拾うか、保護猫を探すしかないのかなぁ。今、ペットショップじゃ売ってないよね?
三毛猫はいかにも和風な見た目ですよね。海外にも三毛猫がいるとは意外でした。普段は「三毛猫」と呼んでいますが、毛の色や模様によって、呼び名が変わるのは初めて知ったことです。三毛猫の性格って、見た目とは違って女性的なんですね。見た目も性格も可愛らしくてたまらないです!
三毛猫の雄の確率は3000分の1なんですね、とても貴重ですね~。それはたしかに重宝されちゃいますね。日本猫として代表格の三毛猫はあらためて考えるとたしかに日本人からしたら魅力的な存在ですね。
三毛猫って突然変異なんですよね、だからオスがいないっていうのはなんか悲しい感じがします。でもやっぱり三毛猫っていうと三毛猫ホームズを思い出しますよね。突然変異でもなんでも三毛猫はカワイイので見かけたら愛でてあげたいと思います。
この頃、全くに近いほど三毛猫を見ないのですが、何か原因があるのでしょうか?それとも、私がたまたま見ていないだけなのかもしれないですね。三毛猫は他の猫と比較すると、猫らしさが非常に強くて可愛いので、いつかはお目に掛かりたいものです。
三毛猫って本当に可愛いよね。三毛猫の雄って見たことがないというよりは、存在しないものだと思ってました。3000匹に1匹ってもはやいないのと同じでしょう。しかも遺伝子異常で生まれてくるってなんだか可愛そうだな。せっかく生まれてきたのに、そんなのってないでしょ。
三毛猫といえば、三毛猫ホームズを思い出します。日常生活の中で、三毛猫を見かける機会はほぼないので、珍しいイメージがあります。三色の毛のまだら模様は趣があって素晴らしいですね。飼い方のコツをしっかり学んで、三毛猫を飼いたいです。
三毛猫のオスは貴重だと言われているので、一度見てみたいなぁと思っていたのですが、1/3000〜の確率だったなんて知りませんでした!すごい確率ですよね。それじゃあそこら辺では見つからないな〜…どこで見ることができるんでしょうか?飼っている人とかいるのかな?三毛猫はメスとオスだと性格も違うのでしょうか?もっと色々知りたいです。