ドラゴンリーってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!

ドラゴンリーってどんな猫?性格と特徴から考える飼い方のコツ!

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mofmo編集部

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「ドラゴンリー」とは、なんとも強そうな印象的な名前ですね。2010年に認可されたばかりの新しい猫種ですが、実は古くから中国で大切にされており、その歴史は5000年になるのではと言われています。知能が高く賢く、忠実な猫として中国で愛されています。ドラゴンリーの特徴や性格、飼育やしつけのコツの紹介です。

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ドラゴンリーの特徴

Thai cat on the wall

Kobpong Intawong/shutterstock.com

ドラゴンリーは、「リー・ハウ・マオ」と呼ばれており、「狸花猫」と書きます。

中国語で「ハウ=花」で、これはドラゴンリーのトラ柄の被毛パターンを表しています。

この茶色いトラ柄模様が特徴的で、毛先に向かって色が明るくなっています。

はっきりした模様にがっちりした体形、目力もあり、名前に負けない強そうな野性味を感じさせます。

身体的な特徴

キジトラ顔に、三角形の耳がバランスよく立っていて、耳先に房毛が立っています。

アーモンド形の目は力強く、色はイエロー、カッパー、アンバーがあります。

体つきはしっかりしており、足は太く、前足が後ろ足より少し短く、力いっぱい歩きます。

どっしり構えた姿と威厳ある顔立ちは立派です。

「キジトラ」にとてもよく似ています。

寿命や体型

平均体重は、3.8~5.0㎏で猫全体の平均値とほぼ同じです。

骨も太く、筋肉質です。

体が成熟するのが一般的な猫より遅く、約3年かかると言われています。

平均寿命は10~13年で、猫全体の平均寿命15年と比べると、やや短く感じますね。

ドラゴンリーは日本であまり飼育されておらず、ほぼ中国での平均寿命です。

自然発生の猫のため、遺伝性疾患もなく健康的であると言われていますから、食生活や体調管理することでより長生きしてくれそうな猫ですね。

ドラゴンリーの歴史は?

中国では「幸せを運んでくれる猫」という言い伝えもあり、切手の絵柄にもなっています。

さらに、ドラゴンリーの交配の際には“結婚式”が行われるほど愛され、親しまれてきた猫です。

なぜそんなに大切にされているのでしょうか。

中国は、古いものをとても貴重に扱います。

科学的実証はありませんが、ドラゴンリーはヤマネコの亜種「ハイイロネコ」の一種から自然派生した猫種である考えられており、5000年以上前から中国に生息していたとても歴史ある猫なのです。

米国科学アカデミーの研究では、5300年以上前の祖先につながる可能性もあるとされています。

たくましい風貌はどこかヤマネコを想起させますが、その裏腹に、中国では古くから家庭猫として飼われており、「穀物をネズミから守る」という役割のもと働いてきました。

しかし、中国以外の国でお目にかかることはほとんどなく、知名度があがってきたのは最近です。

2003年、中国北京で行われたキャットショーで、エクスペアリメンタルブリード(実験用品種)として披露されたことが始まりです。

2005年にCAA(中国最大の品種登録団体)が開催したキャットショーで、ドラゴンリーのオス猫がチャンピオンになり、人気が出始めます。

そのことでCAAはドラゴンリーのプロモーションに力を入れ、CAAの団体ロゴをドラゴンリーにし、テレビシリーズで取り上げるなどしました。

そして2010年にCFA(世界最大の品種登録、愛猫協会)で猫種の認定を受けました。

ドラゴンリーは中国では「狸花猫(リーハウマオ)」、英語圏では「Chinese Li Hua(チャイニーズリーファ)」と呼ばれています。

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