猫が目の上から耳にかけて毛が薄い理由とは?皮膚病かどうかのチェックの仕方を紹介!

猫が目の上から耳にかけて毛が薄い理由とは?皮膚病かどうかのチェックの仕方を紹介!

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愛猫をよくよく観察してみると、毛が薄い部分があるのが分かります。可愛らしい愛猫の目の上や耳のあたりが禿げているように見えます。これってどの猫にも共通していることなのでしょうか?今回は猫が目の上から耳にかけて毛が薄い理由を考えます。また、本当の禿げとの見分け方や皮膚病かのチェックの仕方も紹介します!

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猫が目の上から耳にかけて毛が薄い理由とは?皮膚病かどうかのチェックの仕方を紹介!

猫は目の上から耳にかけて毛が薄い

猫の顔

Ermolaev Alexander/shutterstock.com

愛猫を観察していると、ふと被毛の状態が気になることがあります。猫の頭の付近をじっくり観察したことがあるでしょうか?

猫の頭ってとても小さいですよね。面積自体が狭いので、猫の頭の毛をじっくりと観察することも少ないでしょう。しかしよくよく観察してみると、毛が薄い部分があるのが分かります。可愛らしい愛猫の目の上や耳のあたりが禿げているように見えます。

これって自分の猫だけなのでしょうか?それとも他の猫たちにも共通していることなのでしょうか?もしかして、ストレス?病院に行った方がいいの?なんて心配になってしまいますよね。

今回は猫が目の上から耳にかけて毛が薄い理由を考えてみたいと思います。また、本当の禿げとの見分け方もご紹介します。

愛猫が剥げている?

猫の目と耳の間は、他の部分と違って毛が薄くなっているかもしれません。被毛がフサフサの猫でも、そこだけ地肌がうっすらと見えていたりします。これはいわゆる「禿げ」なのでしょうか?

猫は皮膚病を抱えると被毛が抜けてしまうものです。また人間と同じように、強いストレスで脱毛症に陥ることもあります。男性であれば、遺伝的に髪の毛が薄くなってしまうことも多く悩みの種となりがちです。もしかして愛猫もそうしたトラブルを抱えてしまったのでしょうか?

禿げは猫の見た目に影響を与えます。さらに何かの病気などの可能性もありますよね。飼い主さんはとっても心配になってしまうでしょう。

目の上から耳にかけて禿げているのは問題ない

愛猫が目の上から耳にかけて禿げているのであれば、それは全く問題のないものですから安心してください。すべての猫たちがその部分の被毛が薄くなる傾向にあります。もちろん猫によって個体差はかなりあるので、フサフサしている猫もいますし、明らかに地肌が見える子もいます。

毛の太さや量、毛の色なんかも関係してきます。茶色などの被毛であれば薄くてもそこまで目立たないのですが、白色や黒色の被毛だったりすると薄さが目立ちやすいようです。ほんのり赤みがかっている地肌も強調されますので、余計に目立つのですね。

目立っていたとしても特にトラブルが原因ではないようですから、ひとまず安心できますね。それでもその部分だけ被毛が薄い理由が気になりますよね。続く部分で理由を解説します。

猫が目の上から耳にかけて毛が薄い理由

猫の目から耳にかけての毛

evrymmnt/shutterstock.com

猫が目の上から耳にかけて毛が薄いのはどうしてでしょうか?2つの理由をご紹介します。

①音を聞こえやすくするため

耳の近くの毛が薄いのは、被毛によって聴覚を鈍らせないためだと考えられています。猫の聴覚は非常に鋭いということをご存知でしょうか?人間の可聴域が2万ヘルツまでなのに対して、猫の可聴域は7万~10万ヘルツだと言われています。人間の何倍もの高い音でも聞き取ることが出来るのです。

猫にとって聴覚はとっても大切な感覚の1つです。猫は本来野生動物として生きているものです。獲物を捕らえたり、敵から身を隠したりして生き延びる必要があります。猫の活動が活発になるのは夕方以降や朝方です。周囲が暗いときに狩りを行なうのです。

暗くて視覚による情報が入りにくいので、猫は音に頼ります。ちょっとした物音に敏感であることで獲物を見つけたり、敵が近づいてくるのを発見したりできるのです。

猫の聴覚はとても正確で、音が発せられている音源の位置を正確に把握することができます。自分と相手との距離を測ることが出来るので、獲物を確実に仕留めることが出来るのでしょう。

猫の聴覚の働きを知るなら、その正確さや繊細さに驚かされるに違いありません。緻密な働きをするがゆえに、少しでも鈍らせるようなものは無くすべきですよね。目から耳にかけての毛が薄くなっているのもうなずけるのではないでしょうか?

②マーキングするため

猫が目の上から耳にかけて毛が薄い理由のもう1つの理由は、マーキングが関係しているとされています。

猫はマーキングする時に目の上のあたりを擦りつける習慣があります。自分のニオイを擦りつけやすいようにこの部分が薄くなっているのかもしれませんし、何度も擦り付けているので自然と薄くなってしまったのかもしれません。

猫には臭腺(しゅうせん)と呼ばれる自分のニオイを出す器官があるのをご存知でしたか?この器官からは猫特有のニオイが分泌されており、この部位を擦り付けることでニオイを付着させることができます。

猫たちは自分のテリトリーを主張するために、このニオイを付けて回ります。家猫でも家のあちこちに身体を擦り付けたりしますよね。実はこれはニオイを付着させてテリトリーを主張する行為だったのです。

飼い主さんにスリスリするのも、自分の飼い主さんであることを強調するための行為です。特に外から帰ってきた飼い主さんにはいろんなニオイが付着しています。そうした匂いの上から自分のニオイを上書きすることで、自分の所有権を主張しているのです。

猫のマーキング方法は主に3種類です。顔を擦り付けること、おしり(肛門)を擦り付けること、おしっこをかけることです。おしりを擦りつけるやおしっこをかける様子も見たことがあるでしょう。それぞれには強いニオイがついていますので、自分のテリトリーを主張するためにはピッタリなのです。

猫の顔にはいくつかの臭腺があります。猫の目の上の禿げている部分、口元、顎の下などです。これらにはおしりやおしっこほどの強いニオイがありませんので、しっかりと擦りつける必要があるのでしょう。

猫が壁や人間に対して額を必死に擦りつけるのも頷けますね。猫の毛が薄くなっているのも納得できます。

猫の薄毛が気になる場合は?禿げかどうか見分けよう!!

禿げてない?

frantic00/shutterstock.com

猫が目の上から耳にかけて毛が薄い理由を知ることが出来ましたね。大抵の猫はこの部分が薄いわけですから、多少禿げているように見えても心配する必要はありません。

しかし理由を知っていたとしても、薄毛が気になる場合ってありますよね。「これってもしかして病気レベルなのではないか?」と考えてしまうのです。もちろんその可能性もあります。

猫の薄毛が気になる場合には、それがいわゆる「禿げ」なのかどうかを見極めるようにしましょう。どのように見極めることができるでしょうか?いくつかのチェックポイントを確認しましょう。

薄すぎていないか

もともと薄い部位だとは分かっていても、薄すぎるように感じるかもしれません。地肌がかなり目立っているならどうしても気になってしまいますよね。その場合は全体の猫の被毛の傾向と比べましょう。

被毛の数が多くて、ぎっしりと詰まっているような猫もいます。他の毛が多いのに、目の上だけが地肌が見えるほどに明らかに薄くなっているなら、少し気にした方がいいかもしれません。

また、薄くなった時期についても考えてみましょう。いつからその部分は薄かったでしょうか?最近その薄さに気付いただけで、これまでもずっと薄かったのでしょうか?それとも、これまではフサフサしていたのに急に薄くなってしまったのでしょうか?

猫の毛の薄さに大きな変化がある場合は、それは禿げの可能性が高いです。放っておくともっと薄くなってしまうかもしれません。

他の場所も禿げていないか

目の上が禿げているのであれば、その他の部位も禿げていないか確認してみるといいでしょう。頭の他の部分は薄くなっていないでしょうか?お腹や脇などの目立ちにくい部分の毛が抜けているでしょうか?

もし他の部分にも禿げが確認できたなら、何らかの病気の可能性が高いです。聴力やマーキングとは関係なく、たまたま目の上の部分が病気によって禿げてしまったのでしょう。

また対称性についても考えてください。もともと毛が薄い部分であれば、それは顔の右と左で違いがありません。左目の上の部分が薄くなっているのであれば、右目の上の部分も同じように薄くなっているはずです。片方だけが明らかに薄い場合は、元からではなく何かが原因で禿げてしまったのでしょう。

薄くなっている場所の皮膚の状態

次に薄くなっている部分の皮膚の状態を確認してみるようにしてください。猫が禿げてしまう場合は、その原因が皮膚病であることが多いです。皮膚にも何らかの異常がみられるでしょう。

皮膚を確認したときに、赤くなっていたりカサカサしていたりしないでしょうか?明らかな異常がみられる場合は、元から薄いのではなく病気ゆえに禿げているかもしれません。

皮膚病であれば放っておくことで悪化する可能性があります。猫はその部分をマーキングで擦りつける習慣があるからです。なるべく早く病院に連れて行って対処してもらいましょう。

普段の行動をチェックする

猫の薄毛が気になるなら、普段の行動もチェックするといいでしょう。もし禿げなのであれば何らかの原因があり、それが行動や仕草に表れているはずだからです。

薄くなっている部分を何度も引っかいたりしていないでしょうか?痒そうに壁に擦り付けているかもしれません。元から薄いのではなく、外的刺激によって薄くなっているのですね。それらの行動の背後には病気が隠れていることが多いです。獣医さんに相談しましょう。

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