【2023年版】猫の冬の過ごし方はどうしたらいい?猫の為の寒さ対策と注意点をご紹介

【2023年版】猫の冬の過ごし方はどうしたらいい?猫の為の寒さ対策と注意点をご紹介

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猫は決して寒さに強くはない動物です。ゆえに、本格的に冬が到来する前に猫が過ごしやすい環境を準備してあげる必要があります。それは体調管理にも役立ちますし、大切な猫の寿命を伸ばすことにも役立ちます。ここでは、猫にとって最も良い冬の過ごし方と気を付けてあげたい注意点を詳しく取り上げます。

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猫が過ごしやすい気温は、個体差がありますが大体18℃から26℃だといわれています。

猫は昔は砂漠で暮らしていました。そのため、基本的に暑さに耐える力はありますが、寒さに耐えるのは苦手といわれています。

寒い季節は風邪を引いたりおなかを壊したりする原因にもなるので、特に注意してあげるようにしてください。

猫が冬でも快適に過ごすために準備できること

子猫

pixabay.com

多くの費用をかけなくても、少し手間をかけてあげれば猫が冬でも適温で過ごせるよう準備してあげることができます。

では、猫が快適に過ごすためにできる準備のいくつかを取り上げます。

ベッドの置き場

猫のお昼寝用ベッドを窓際に置いている飼い主さんは少なくないことでしょう。それは、猫に気持ちよく日向ぼっこをさせてあげるためです。

ただ、窓際は光に加えて冷気や隙間風も通りやすい場所です。それで、寒くなる季節の変わり目は、太陽が当たる範囲内で窓から少し距離を保って寝場所を確保してください。そうすれば、日光浴の恩恵に十分あずかることができます。

また、フローリングの床にベッドを直接置いてしまうと床の冷たさが伝わります。対策できることとして、厚手のじゅうたんやブランケットを敷くなら適温を保てます。

暖かい空気は上に溜まります。キャットタワーなどを置いてあげれば、猫は暖かい場所を確保できます。

冷気から離す

隙間風を避けるのが得策ですが、太陽の光は猫の健康維持に重要です。お昼寝用のベッドを窓から離すとしても、日が当たる場所を探してあげてください。

日が低くなってくると、午前と午後で日の当たる場所が変わります。時間帯で場所を移動してあげるか、2カ所に猫スペースを作ってあげるなら日向ぼっこをいつでも楽しめますし、猫のビタミンDの促進にも役立ちます。

ブラッシング

血行が促進すると自然と体温が上がります。定期的にブラッシングをしてあげることで、体の血行が刺激されて基礎体温が高くなり、寒さに耐えやすくなります。

毛を逆立てると毛の中に空気を取り込まれ暖かさを保てるので、ブラッシングはとても効果的です。

食事の量

寒さに対応して体温を維持するには、さらに多くのエネルギーが必要です。ゆえに、夏よりも冬の時期の方が猫のカロリー摂取量が増えます。

しかし、食事を増やしすぎてしまうとカロリーオーバーになってしまいます。年齢や体格、運動量などを考慮して食事量を決めてあげましょう。肥満にならないようコントロールしてあげないと、別の疾患の原因にもなりかねません。

こたつ

猫といえばこたつというイメージです。しかし、人間用のこたつは猫には熱すぎて、脱水症状を引き起こしたりやけどしてしまったりすることがあります。猫用のこたつを用意してあげるか、飼い主さんが時間をコントロールして利用させてあげるなら、猫も安全に過ごせます。

もっと安全に適温にできるのは、エアコンやペットヒーターなどです。タイマーを活用して、部屋が寒くなってしまわないように温めることができます。

トイレの置き場

トイレをする場所が寒いと、猫は排せつを躊躇して我慢してしまう可能性があります。トイレの我慢は膀胱炎などの病気を抱える原因となってしまいます。トイレの設置場所は暖かい場所へ移動してあげてください。

寒い時の猫のシグナル

布団にくるまる猫

pixabay.com

寒さに備える為に、猫の寒さのシグナルを知っておくのは大切です。それを抑えておけば、すぐに対策してあげることができるからです。ここからは、猫のいくつかのシグナルを取り上げます。

体を丸める

猫が寒い日に丸くなっているのは、おなかの部分を保護して寒さが逃げないようにしているからです。猫はおなかの部分から熱を放出するので、熱を逃さないように丸くなります。

毛を逆立てる

毛を逆立てるのは空気を取り込み、寒さをしのぐためです。怒っている訳でもないのに毛が逆立っているのに気づいたら、猫の体温が下がっていると考えることができます。

温かい所にずっといる

子猫の時は体温を下げないために母猫や兄弟猫と寄り添っていました。その記憶から、猫は温もりがあるところに寄り添って体を温めようとします。

窓から離れる

窓やドアの近くには冷たい風が通ります。ゆえに、寒くなると自然と出入り口に寄り付きません。

水を飲まない

食欲が旺盛でいつも通りよく食べるのに、水を飲む量が減ったなら寒く感じているシグナルです。なぜなら、猫は冷たいものを体内に取り入れるのを控えようとするからです。

対策としては、ぬるま湯を用意したり、水置き場を暖かい場所に置いたりして水分を取りやすい環境を整えてあげるようにしてください。

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