ジャイアントシュナウザーってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

ジャイアントシュナウザーってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

update

ジャイアントシュナウザーは、日本ではまだ珍しい種類の大型犬です。シュナウザーは、3種類に分類されており、ジャイアント、スタンダード、ミニチュアとサイズによって異なります。「ジャイアント」とついているぐらいなので、一番サイズが大きいのが、ジャイアントシュナイザーです。今回の記事では、そんな、ジャイアンシュナウザーの特徴や性格、しつけ方、飼い方についてまとめてみました。

update

ジャイアントシュナウザーの特徴

Giant schnauzer dog

Dora Zett/shutterstock.com

ジャイアントシュナウザーは、口ひげと顎ヒゲ、それからお爺さんのような長い眉毛、そして何よりも圧倒的な大きさが特徴です。 ドイツ語で「あごひげ」という意味の「シュナウツ」から名付けられたとされるシュナウザーにはミニチュア、スタンダード、ジャイアントの三種類がおり、その基本はスタンダードと伝えられます。 もともと牧場の番犬として働いていたスタンダードシュナウザーに、護衛犬としての大きさが求められ、グレートデーンなど数種の大型犬をかけあわせることでジャイアントシュナウザーが生またとされます。 ジャイアントシュナウザーは強靭な体と優秀な頭脳で家畜を追う犬として活躍し、その後は警察犬や軍用犬としても用いられるようになりました。

働くために作出され、訓練された使役犬の中でも、傑作と言われる犬種なんですよ。 さらにダブルコートの被毛を持っているおかげで、どのような厳しい天候にも順応できます。

「ジャイアント」の名の通りかなり大きく、存在感のあるパワフルな特徴を持った犬種です。

ジャイアントシュナウザーの外見的特徴

Dog Giant Schnauzer, pet walking in a summer park

dezy/shutterstock.com

がっしりとした頑丈な体格を持っているのが、特徴的です。 迫力のある力強さと、困難な訓練や役目もこなせる耐久力をそなえています。

そして、長い眉毛と口ひげ、そしてあごひげがトレードマークになっていますね。

筋肉質の体を持ち、とても賢い犬種です。

ジャイアントシュナウザーの体色はブラックやソルト&ペッパーで、ふわふわした下毛の上に、針金のようにごわごわとカールした上毛のあるダブルコートです。 横から見ると正方形に見える体つきは、体高が60~70センチ、体重は35キロ~45キロほど。

その凛々しい姿は、ショードッグとしても活躍してきました。

スタンダードシュナウザーを大きくした外見は、とても力強さを感じさせますし、威厳さえ感じさせるものです。

見大きく垂れている耳を持ち、時には断耳されています。

目は丸くてくりっとしています。

ジャイアントシュナウザーの寿命・体型

ジャイアントシュナウザーの寿命はだいたい11~14年です。

基本的には体が丈夫なのですが、大型犬に特有の病気には注意する必要があります。

さらに、体が大きく運動能力も高いので、たくさんの運動量を必要としています。

室内外をすることが多いと思いますが、しっかりと運動量を確保してあげることでストレスをためずにより長生きしてくれるかもしれませんね。

ジャイアントシュナウザーの歴史

Giant Schnauzer standing on the grass

Elena Kutepova/shutterstock.com

原産国はドイツです。

シュナウザー種は3タイプあり、スタンダードシュナウザー、ミニチュアシュナウザーと同様に使役犬として活躍してきました。

しかし、スタンダードとミニチュアがネズミなどの小動物の狩猟を目的としていたのに対して、シャイアンとシュナウザーは牛などの家畜を追うことを目的として活躍してきました。

中世のドイツで害獣駆除として活躍していたスタンダードシュナウザーを、家畜を駆り立てることができる牧羊犬として適したサイズにしようと、大型化しました。

その時に、交配したのがグレート・デーンやブービエ・デ・フランドル、そしてロットワイラーなどです。

それで、大きさだけでなく力強さもアップした犬種となりました。

長い間、ミュンヘンにいたことから「ミュンヒナー」として知られていたようです。

しかし、数が減ってきたことを憂慮した人たちが、その時人気のあった「シュナウザー」の名前を使って「ジャイアントシュナウザー」と呼ぶことを始めたそうです。

19世紀に入ると、鉄道が運搬に使われることから、ジャイアントシュナウザーの牛を追い立てるという仕事が亡くなります。

しかし、ブリーダーたちはジャイアントシュナウザーの作業能力の高さや、性格的にも素晴らしい特徴を持つことを認めていました。

そして、1913年からはスタッドブックに登録されることとなり、1925年に作業犬として正式に認められることとなりました。

ジャイアントシュナウザーの性格

Giant schnauzer dog running in the water

Grigorita Ko/shutterstock.com

使役犬としての能力の高さ、そして性格上の素晴らしい特性ゆえに、世界中から愛されるジャイアントシュナウザー。

大きさはミニチュアシュナウザーの約2倍になりますが、その力強くてがっしりとした見た目に加えて、忠誠心や穏やかで気立ての良い気質がとても魅力的です。

では、具体的にどんな性格の特徴を持つのでしょうか?

遊び好きな性格で好奇心旺盛

ジャイアントシュナウザーは穏やかで愛情深く、飼い主への忠誠心も高いとされています。 好奇心が旺盛ですごく遊び好きな性格で、騒がしいほどよく動き回る傾向があります。 特に子犬の時はよく遊びまわりますが、もともとが大型の犬で力も強く、そのため元気が良すぎて手に負えないこともあるかもしれません。

警察犬として採用されるほど賢い

ジャイアントシュナウザーはものすごく頭の良い犬種です。 物覚えも早い上、いつも冷静で的確な判断ができる性格をしています。 そのため、警察犬や災害救助犬としても採用されています。 威圧感のある外見に強靭で丈夫な体と、さらに落ちついた知性をもつジャイアントシュナウザーは、番犬としても非常に優秀な働きをしてくれるでしょう。

支配欲が強いのがたまにきず

頭が良すぎる反面、やや支配欲が強い性格なので、上下関係を明確にする必要があります。 子犬の頃から節度のあるしつけをしないと、大きな体格と力強さをもっていることもあり、自分の方が立場が上だと判断してしまいます。 問題行動が習慣化すると制御ができなくなる場合もあるので、日頃から上下関係をきちんと明確にしておくことが重要です。

警戒心が強い

落ち着いていて、警戒心が強いジャイアントシュナウザーは、やはり警察犬として適格な判断ができる犬種といえます。

人とのコンタクトを得意とするシュナウザー種の中でも特に家族や子どもたちと慣れてくれるのですが、警戒心が強く、他の人に対して物おじせずに向かっていくことがあります。

ご主人への責任感や忠誠心から、時に攻撃的になることもありますので、しつけをしっかりと行いましょう。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (5件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板

5 名無しさん
通報

『ジャイアントシュナウザーの飼い方としつけ』

の画像、ジャイアントシュナウザーじゃないですよ

4 名無しさん
通報

ジャイアントシュナウザーを飼いたかったけど、サイズ的に厳しいのでミニチュアシュナウザーを飼育してます。でも大きい子も魅力的だよね~。大きいのは魅力的だよね~。都会のマンションに住んでるんじゃなかったら大きいのを飼うのになぁ。

3 名無しさん
通報

ジャイアントシュナウザーってシュナウザーの大きいバージョンか!!!!それは迫力あって可愛いだろうな~~。うちはミニチュアシュナウザーを飼育してるけど、大きいのもいいなぁ。素敵だなぁ。日本ではまず見ることがないですよね。

3 黒目でか太郎
通報

ジャイアントシュナウザーって名前だけで惚れ惚れしちゃいそうな犬種ですね。シュナウザーだけでもカッコイイのに、ジャイアントって最強属性でしょ。でもジャイアントシュナウザーは見たことが無いですね、散歩できたら自慢できそうな犬じゃない?!

3 名無しさん
通報

ジャイアントシュナウザーって見たことないなぁ、ミニのほうはペットショップでたまに見かけますけど。というより散歩してるジャイアントシュナウザーそのものを見たことが無いかもしれない、気が付いてないだけかもだけどね。それぐらい珍しい犬ってことですよ、賢い犬らしいので一度は見てみたいなー