白猫に多い幸運のオッドアイ?その原因と短命になる理由!

白猫に多い幸運のオッドアイ?その原因と短命になる理由!

update

アナタはオッドアイという言葉を知っていますか?神秘的で美しい瞳【オッドアイ】をもつ猫についてまとめてみました。良い事ばかりじゃない…オッドアイにはそれなりのリスクがある!?原因や短命、そして魅力。是非アナタもオッドアイの隠れた秘密をご存知になって下さい♪

update

なんとも神秘的な猫、オッドアイの魅力と謎に迫る

白猫 オッドアイ 子猫

Moab Republic/shutterstock.com

オッドアイの瞳を持つ猫を実際に見たことがない人も多いのではないでしょうか? オッドアイとは、左右の目の色が異なる猫の事を言います。

宝石のような綺麗な色の瞳は、吸い込まれるような透明感を放っており、その希少性から「幸運を運んでくる猫」と言われる事がありますが、実際に見ると、その神秘的な瞳に魅了されるほどです。

めったに見かけることができないからこそ、オッドアイの猫を見ると幸運に恵まれるといわれています。

見た目の美しさもさることながら、オッドアイの猫にはある性質があります。 それを理解した上で、飼うことをオススメします。

どんな猫に多いの?

白猫 オッドアイ

Denis508/shutterstock.com

オッドアイの猫が生まれる原因は何でしょうか。

それはどんな猫にも発症する遺伝子変異ですが、特に白猫に生まれる確率が高く約25%ほどと言われています。

品種では、ターキッシュアンゴラターキッシュバンジャパニーズボブテイルなどと言われており、ジャパニーズボブテイルは白毛の混じった三毛猫に多く見られる事が分かっています。

白猫が生まれる確率も低いのですが、さらにオッドアイとなるとかなり少ない確率です。 原因は様々な説がありますが、全てが解明されるまでには至っていません。

オッドアイの猫が生まれる原因とは?

白猫 オッドアイ

Oil and Gas Photographer/shutterstock.com

医学用語で虹彩異色症と呼ばれる先天的な遺伝子異常のひとつだという説もありますが、確定的な原因はまだ分かっていません。 中でも白猫に発症する確率が高く、オッドアイが白猫に多いと言われる所以となっています。

瞳が青くなる原因としては、猫の毛色は色素細胞の量で決まります。 白猫は色素細胞の量が抑制されているために、全身が真っ白になります。 それと同様に、瞳の色も色素細胞によって抑制されることによって青くなります。

つまり、眼の色素が普通の猫よりも欠乏している為に青くなるのです。

一般的に青い目を持つオッドアイの白猫は、青い目側の耳に聴覚障害を持っているというデータがあります。 一見、聴覚と色素にはなんの関連性がないように思えますが、青い目と難聴は深い繋がりがあります。 障害を持って生まれるということは短命である可能性も否定できません。

それぞれの複雑な原因が重なって生まれるオッドアイ。 実際に飼ったことのある人の体験談も参考にしてみてください。

オッドアイの気になる性格は?

白猫 オッドアイ

ffdead/shutterstock.com

オッドアイだからといって、他の猫に比べて特別に性格が異なるわけではありません。 甘えん坊の猫もいれば、マイペースで我道ををいく猫・・・それぞれの性格があります。

一般的には、短毛よりも長毛の猫の方がおっとりしていると言われています。 白猫でオッドアイだと、そのルックスからして神秘的でクールなイメージがありますが、その子の性格にもよるので一概には決めることは難しいでしょう。

オッドアイの猫は短命?美しさゆえの宿命とは

白猫 オッドアイ

Inna Gritsinova/shutterstock.com

オッドアイになる原因が遺伝子の異常ということは、正常な猫よりもやはり身体が弱い可能性も高く短命であるという事実が、実際にオッドアイを飼ったことがある人の意見に多くみられます。 ちなみに猫の平均寿命は15年と言われています。

オッドアイの猫は聴覚に障害を持っている確率が高く、野生で生きていく場合には聴覚障害は猫にとっては致命的です。猫は鋭い聴覚で危険を察知したり、獲物を捕らえたりするので片耳が聴こえないということは、生存率がその分下がってしまい、短命になります。

しかも自然界で白猫は、目立ち過ぎてしまうという点でも敵を作りやすく狙われやすい為に短命になる原因だという説もあります。 ただ、野生ではなく室内で飼っていくなら生存競争で命を失う確率は減るのかもしれません。

オッドアイで白猫であることは、同時に短命かもしれないということを理解して大切に家族として迎えてあげたいですね。たとえ短命であっても、愛情を注がれて飼われた猫は幸せです。

オッドアイでなくても白猫には魅了されます

白猫 オッドアイ

Sklo Studio/shutterstock.com

全身が真っ白な毛色に包まれて、肉球はピンク・・・想像するだけでも美しく優美な雰囲気ですね。 白猫にまつわる言い伝えにはこんなものがあります。

  • 招き猫は白猫である場合が多く、縁起のいい猫とされている
  • 白猫が目の前を通り過ぎるといいことが起こる
  • 神様の使い
  • 家を守ってくれる

猫は幸運を運んでくれる動物として昔から人々に可愛がられてきました。

幸運は共に生きてこそ

いかがでしたか?

神様の使いとも呼ばれ、幸運を運んできてくれると言われているのが納得できるほどの神秘的な魅力を持つオッドアイですが、家族として迎えた際には、健康に気をつけて愛情を注いであげてください。 短命かも知れない事実を悲観視するよりも、いっぱい可愛がってあげることが一番です。

きっと、その猫との出会いや生活を共にすることがあなたを幸せな気分にしてくれることでしょう。 しかし、幸運は猫と一緒に作り上げていくもの。オッドアイの白猫を飼ったからと言って自動的に幸運になれるわけではありませんので悪しからず。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (23件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板

23 ネコ好き
通報

3週間前からオッドアイの白猫ちゃんが遊びに来るようになりました。誰かが飼っておられるのかなとずっと様子を伺っていましたが雨の日も玄関先で雨宿りをしているので飼い主さんがいなければ迎え入れようと思います。現在我が家では数十匹猫ちゃんがいますのでお友達が増えていいのかな...と思っています。

22 名無しさん
通報

先日からオッドアイの白黒の猫を飼育することになりました。

まだ目ヤニで目が片方ふさがっているので、目薬の毎日です。

ひょろひよろで毛並みもいまいちだけど、雄らしい骨太な骨格に期待しています。

21 名無しさん
通報
20

20番さん、とても大変な思いをされたのですね。でもきっと心優しい方に拾われて幸せな1年を過ごしたと思います。短命な運命だったとしても、その運命の中で、幸せな一生を過ごしたのではないでしょうか?

20 名無しさん
通報

7月25日…1年前に娘が拾ってきたオッドアイの白猫は天に召されました。

目も目ヤニでぐちゃぐちゃ、鼻も臭いがわからないほど病んでいて、死んじゃいそうな小さな仔猫でした。

毎日、清浄綿で綺麗に拭き目薬をさして、ミルクもストローで吸い上げながら飲まして、病院で鼻も治療し、左がブルー、右がイエローの輝いた瞳の長毛で真っ白なとても綺麗な姿に成長しました。

子供が入院する7月22日に具合が悪くなり嘔吐を繰り返し翌日病院で血液検査、点滴、注射をして落ち着き、24日の朝はゴロゴロと喉を鳴らし元気な姿で、具合が良くなったんだね。良かったね。心配してたんだよ。と喜んだのも束の間…夜も更け始めた頃、再び嘔吐が始まり、前とは違い嘔吐の感覚が短く、吐く色も動きも呼吸も苦しそうで、隅の方に隅の見えない所に何度も隠れるような感じで。

開け方、動かなくなり綺麗な瞳は苦しんだのがよくわかり、なかなか閉じず、毛並みも舌も全て変わり、悲しくて悲しくて。

今まで飼ってきたネコは15年ほど生きてきたので、1年で亡くなってしまうなんて考えた事もありませんでした。

毎日、涙がとまらず あちらこちらを目で探している自分がいます。

19 名無しさん
通報

灰色に汚れて目ヤニで目が開かない状態の拾った子猫が白猫でオッドアイでした。動物病院で健康状態やワクチン、回虫駆除をして頂いて視覚、聴覚には問題もなく元気に過ごしていたのですが、11ヶ月経った頃に様子がいつもと違うので、病院に行き診断して頂いた結果、心臓周りの胸部に水が溜まる症状が見られる事、猫エイズを患っている為、免疫力の低下で手術は出来ないと言われました。そのままでは、溜まった水が肺を圧迫し呼吸も出来なくなってしまうので注射針で水を抜く通院をしていました。初めは一週間に一度で、水を抜くと走り回れるくらい元気でしたが、1ヶ月半後には3日に一度水を抜かないと肩で息をするほど苦しそうで、その状態が2ヶ月続き、食事も取れなくなり、最後まで一緒に支えて下さった病院の先生に覚悟をして下さいと伝えられました。最後は腕の中で亡くなりました。

葬儀の後しばらくして、同じ症状の猫の注射器で水を抜く様子をYouTubeで見ました。悲痛な叫び、見ていて、あの子はこんな痛い思いを毎回していたのか、水を抜かないと死んでしまう、でもそれは命を延命する私のエゴだったのではないかと自分を責めました。

白猫でオッドアイは希少、神秘的、産まれながら体が弱い、視覚や聴覚に問題があるかもしれない。それが飼う決めてであって欲しくないです。。

18 名無しさん
通報

オッドアイを珍重するのは完全に人間のエゴだよね、あまりいいことじゃないと思うんだけどな。特別視はしないほうがいいよ、おなじ猫なんだし

17 名無しさん
通報

白猫オッドアイの女の子と暮らしてます。確かに宝石のようなきれいなおめめです。今まで特に病気やケガなどなく元気でいてくれています。個体差もあるでしょうね。毎日、気まぐれ猫さんに翻弄されてる生活を楽しんでます。そんな猫さんも、今年で14歳です。これからも元気でいてほしいです!

16 名無しさん
通報

息子が猫を拾って来たんですが、シロ猫でオッドアイです。聴覚と体調の面がすごく心配です。初めて幸運の猫と聞いたんですが本当なんでしょうか?

16 まさに猫神
通報

猫のオッドアイって神秘的だったり、ミステリアスな感じがしますよね。オッドアイの子は人気な種類もありますけど、短命だっていうのは可哀想だなぁと思いました。遺伝的なものはどうすることもできませんしね、見た目の神秘さだけに踊らされてた自分が恥ずかしいです。

16 ハル
通報

あー、これがオッドアイっていうんですねー。すごく美しい。写真とかでしか見たことがないので、いつか目の前で見てみたいんですよねぇ。オッドアイは少ないんだそうで、出会える回数はほとんどないに等しいだろうなと思っています。いつか会いたいですー。

13 再放送
通報

オッドアイはなんと言いましょうか、うまく表現するのが難しいのですが、すごく引き込まれるような瞳だと思います。白猫は特に瞳の色が映えます。とても魅力的な瞳だなといつも感じておりましたが、障害があったり長くはない命と知ると、「綺麗、可愛い」とばかり言っていた自分が恥ずかしいです。

12 白身フライ
通報

白猫に関する言い伝えは色々ありますね。素晴らしい言い伝えばかりで感動しました。オッドアイは瞳の色が異なり、すごく素敵で綺麗だなと感じます。でも、聴覚障害がある場合があると言われると、なんだか考えさせられるものがあります。

11 名無しさん
通報

オッドアイの猫の写真を見るだけでも神秘的な印象を受けますね。オッドアイの子は聴覚障害の割合も高いことも知っておくならば、そうした子をケアする際にも注意を払えますね。

10 リボーン
通報

オッドアイは知ってますが、幸運を運んでくる猫というのは今知りました。とても綺麗な瞳で感動しますが、短命の可能性があることを知ると、悲しいですね。悲しんでばかりいるよりも、一般的な猫と同じように接し、毎日を楽しく過ごせたらいいなと思います。

9 まろちゃん
通報

うちの白猫もオッドアイです!今のところ15歳なので短命ということはないみたいだけど、これは家でしか飼育していないからなのかもしれないな。確かに家の外だと目立ちそうな気がします。たまたま拾った子を保護して飼い始めたけど肉球もピンクだし、白猫は本当に魅力的ですね。

8 クー
通報

本当に神秘的で素敵ですよね。でも、視覚障害がある子も多いなんて知らなかった〜。もし、オッドアイの子を飼ったら飼い主が気をつけてあげないといけないですね。こうした情報を知れて良かったです。

7 名無しさん
通報

やっぱり人間って変わったものに反応するんですね。目が青かったり、両目の色が違っているということ。。あえてそんな猫を作り出そうとする人もいますよね。猫にとっちゃあ嬉しくないでしょうね。

6 ね~こ
通報

猫のオッドアイは遺伝病なので短命が殆どですよね。白猫に多いのは知りませんでしたが、どちらにしても遺伝病なので幸運でもなんでもありません。人間が勝手にそうやって珍しがってるだけで、猫からしたらいい迷惑でしょう。オッドアイでもできるだけ長生きできるようにしてあげたいものです。

5 T
通報

時々オッドアイの猫を見かけることがありました。たしかに驚きますが綺麗な目ですよね。でも遺伝によるもので、障害があることやしかも短命になる可能性もあることは知りませんでした。

4 名無しさん
通報

姉が飼ってる白猫がオッドアイです。臆病で皮膚も弱いですね。母猫に捨てられ拾いましたが、野良だったら長生き出来なかったと思います。 今は11歳。オスですが昨年保護した茶トラ子猫♀の面倒を見てくれる優しいおじさんです(笑)もっと長生きして欲しいです!

3 オッドアイ万歳
通報

オッドアイの猫ちゃんは遺伝的な病気を持ってる可能性が高いので、短命な子が多いですよね。オッドアイだから綺麗、神秘的と思って飼い始めて、普通の猫と同じように扱っていると早々に命を落としてしまうことはよくあります。オッドアイのこと、もっとよくしってもらいたいですね。

2 名無しさん
通報

オッドアイの猫は見たことがありませんが、写真でも魅了される猫ですね。美しすぎるその外見ですが、短命というのは本当にかわいそうだなと思いました。色々な病気になってしまったり、早くに命を落としてしまうことを踏まえて飼う必要があることがこの記事から十分に理解できました。オッドアイの猫を見たら特に優しくしてあげたいと思います。

1 名無しさん
通報

オッドアイって初めて聞きました。ただ左右の目の色の違う猫は見たことがあります。それが白猫だったかどうか忘れちゃったのだけど、一瞬、左右の色の違いに、えっ!ってびっくりしちゃいましたが、確かに神秘的でした。でもその裏にある、聴覚に障害があるかもしれないとか、寿命がそんなに長くないっていう問題を持っていると思うと、ちょっと切ないですね。。