死期が近づいた猫にあらわれる10個のサインとは?その際に飼い主にできることを解説

死期が近づいた猫にあらわれる10個のサインとは?その際に飼い主にできることを解説

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ペットを飼う上で避けられないのが「死」です。ペットとの別れはとても辛いですが、最後まで幸せに生活できるよう見守ってあげたいと全ての飼い主さんが思うことでしょう。この記事では猫ちゃんの死期が近づいた時にあらわれる10個のサインについてまとめました。また、その際に飼い主にできることについても解説します。

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はじめに

ワンちゃんや猫ちゃんなどの動物は、人間よりも寿命が短いので、飼い始めた時は可愛くても、やがては歳をとって死んでいきます。以前は走り回っていた元気な猫ちゃんが、だんだん動けなくなっていくのを見るのは、飼い主にとっては辛い経験ですよね。

最後まで幸せに生活できるように、大切な家族である猫ちゃんのことを温かく見守ってあげたいと、すべての飼い主が願っています。徐々に変化していく猫ちゃんの健康状態に合わせて、快適に生活できるようサポートしてあげる必要があるでしょう。

でも、猫ちゃんはとても我慢強い動物です。たとえ死にそうなほど体調が悪くても、飼い主に伝えようとはしません。しばらく姿を見かけないなと思っていたら、人目につかないところでひっそりと亡くなっているというケースもあります。

そんな悲しい思いをさせないために、飼い主には何ができるでしょうか。実は、猫ちゃんには死期が近づくとあらわれるサインがあります。猫ちゃんが死ぬ間際にする行動を理解していれば、最後まで猫ちゃんを見守ってあげることができるでしょう。

それで、この記事では「猫ちゃんの死期が近づいた時にあらわれるサイン」についてまとめました。また、猫ちゃんの死期が近づいたサインがあらわれたら、飼い主は何をすべきなのかについても解説します。

猫ちゃんの寿命について

外でぼーっとしている老猫

Phannasit/shutterstock.com

そもそも、猫ちゃんはどれくらい生きる動物なのでしょうか。「一般社団法人ペットフード協会」が2017年におこなった「全国犬猫飼育実績調査」によると、猫ちゃんの平均寿命は15.33歳だったそうです。

同じ調査において、ワンちゃんの平均寿命は14.19歳だったようなので、犬と比較すると猫ちゃんの方が少し長生きだということが分かります。

飼育環境の変化やペットフードの品質の向上、ペット医療の充実など、さまざまな要因によって、近年猫ちゃんたちの平均寿命は年々延びています。中には20年近く生きる長寿猫ちゃんもいます。

ギネス記録に認定されている、世界で一番長生きした猫ちゃんは、アメリカで飼育されていた猫ちゃんで、38歳まで生きたそうです。このように、非常に長生きする猫ちゃんもたくさんいますが、一般的には15歳前後で死を迎えます。

それで、猫ちゃんが10歳を過ぎたころを目安に、体調の変化などをしっかりと観察して、「死期が近づいたサイン」があらわれていないかチェックする必要があります。

死期が近づいた猫ちゃんにあらわれるサインとは

目の前に置かれたエサに見向きもしない猫

Elena Kutepova/shutterstock.com

人間も年齢を重ねるにつれて、体の機能が衰えてくると、さまざまなところに不調があらわれるものです。猫ちゃんも同様に、死期が近づいて体が衰えてくると様々な兆候があらわれます。

では、具体的にどんなサインが生じるのでしょうか。死期が近づいた猫ちゃんにあらわれる10個のサインをご紹介したいと思います。

1.ごはんを食べなくなる

人間の場合にも、高齢になって消化器官が衰えてくると食が細くなるものです。猫ちゃんも人間と同様で、死ぬ間際になると、食べ物に関心を示さなくなります

猫ちゃんが食べたり飲んだりすることを嫌がるようになったら、それは死期が近づいているサインかもしれません。

猫ちゃんも高齢になると、消化能力が低下して胃腸の働きが鈍くなります。それで、無理に食べさせようとすると、逆に負担になって辛い思いをさせてしまうかもしれません。

猫ちゃんの気が向いた時に、いつでも食べられるよう消化に良い食事を準備してあげることができます。しかし、もし猫ちゃんが食べたがらない場合には、無理に食べさせないようにしましょう。

2.痩せて身体が細くなる

ごはんを食べなくなることと関係がある問題ですが、死期が近づいた猫ちゃんは、徐々に痩せていく傾向があります。これは、食欲不振による栄養不足や、水を飲まないことによる脱水症状が原因です。

また、高齢期の猫ちゃんが抱えやすい病気の多くは、痩せると言う初期症状があらわれます。例えば、糖尿病や腎臓病などの病気は、発見しづらい病気とされていますが、初期症状として体重が減少する可能性があります。

このように、徐々に猫ちゃんの身体が細くなって痩せていく場合、死期が近づいている可能性が高いと言えます。病気によって体重が減少している場合には、治療を行うことによって少しは症状が改善されるかもしれません。

3.毛並みの状態が悪くなる

加齢に伴って身体に不調があらわれている猫ちゃんは、毛づくろいに無頓着になることが多いようです。普通であれば、猫ちゃんは毎日自分で舐めて毛づくろいをするので、被毛はいつも清潔な状態に保たれています。

しかし、死期が近づくと、身体が汚れていても毛づくろいをしようという気力がなくなってしまうようです。まるで身だしなみに無頓着になった「おじさん」のようです。

結果として、身体が汚れていてもそのまま放置します。身体がべたついていたり、毛並みが乱れてボサボサの状態になります。

また、高齢になって不調があらわれると、被毛の健康に欠かせない栄養素を上手に吸収できなくなってしまいます。被毛に大切な栄養が行き渡らないので、被毛の健康を維持できなくなります。

そのため、死期が近づいた猫ちゃんの被毛はパサついていてハリがありません。また、換毛期でもないのに抜け毛が大量に生じることもあります。

4.おしっこをしっぱいする

高齢になるとおしっこを漏らしてしまうなどトイレの失敗が多くなります。人間でも同様の問題が生じるため、シニア用のオムツが販売されています。

あまりにお漏らしをする回数が多いようであれば、猫ちゃんにもオムツを使わせることができるかもしれません。市販されているペット用のオムツは、一般的に犬用である場合が多いですが、サイズが合えば犬用のオムツでも問題なく猫ちゃんに使うことができます

また、そこまで重症でない場合には、普段猫ちゃんが寝ている場所の近くにトイレを置いてあげると良いでしょう。そうすれば、トイレに間に合わなくて漏らしてしまうということを防ぐことができます。

5.いつもとは違う仕方で甘えてくる

普段とは違う仕方で甘えてくる場合、それも死期が近づいているサインかもしれません。猫ちゃんは自分の体調が悪化していることに気づいているので、自分はもう良くならないと悟って、最後に飼い主に甘えてきているという可能性があります。

いつもと違う鳴き声で甘えてきたりかなりしつこく擦り寄ってきたりする場合には、最後の力を振り絞って甘えてきている可能性が高いので、どんなに忙しくてもしっかりかまってあげるようにしましょう。

6.人前にあらわれなくなる

猫ちゃんは人間が考える以上に、我慢強く痛みに強い動物です。身体の不調を感じると、飼い主に助けを求めるより、人目につかないところでじっと我慢することを選ぶ場合も少なくありません。

中には、そのまま隠れた状態で亡くなってしまうこともあるため「猫ちゃんは死期を悟るといなくなる」と言われることもあります。

体調悪そうにしていた猫ちゃんが、突然みんなの前に出てこなくなった場合には、どこかで痛みに耐えている可能性があるので探して看病してあげましょう。

7.目に異変があらわれる

猫ちゃんも高齢になると、緑内障や白内障など目に関連した病気を患うことが多くなります。そのためシニア期の猫ちゃんは、そもそも視力がない場合が少なくありません。

しかし、死期が近づいてくるとさらに顕著な仕方で目に異常があらわれると言われています。目ヤニが異常にでたりして目力が無くなります

また一説によると、死期が近づいた猫ちゃんは「目がつり上がったように見える」と言われています。真偽のほどは定かではありませんが、いつもと違って目が鋭くつり上がっているように見える場合、死期が近いサインと言えるかもしれません。

8.呼吸がおかしくなる

体力が低下して死が目前に迫った猫ちゃんは、口で呼吸するようになると言われています。通常、猫ちゃんは鼻で呼吸を行います。

また、心拍数も徐々に低下していきます。結果として、普段の呼吸音とは明らかに違った仕方で息をするようになります。猫ちゃんの呼吸が乱れているように感じたら、数日以内に亡くなってしまう可能性が高いと推察することができます。

9.体温が低下する

死の直前になると、猫ちゃんの体温は徐々に低下していきます。こうした体温の変化は、心拍数の減少など、生命活動に欠かせない体内器官の働きが弱まっていくことで引き起こされるものです。

通常であれば、猫ちゃんの体温は38度前後です。しかし、死期が近づくと徐々に体温が下がっていきます。そして、35度まで低下すると、かなり危険な状態に陥ると考えられています。

体温の低下が始まると、急激に生命力が衰えていくので、数日のうちに死亡する可能性が高いようです。

10.意識がなくなる

死期が近づいた猫ちゃんに最後に見られる症状は意識がなくなることです。言うまでもありませんが、これは死の直前にあらわれるサインです。息を引き取るまで、そっと見守ってあげるようにしましょう。

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