スコティッシュフォールドの性格や飼い方を解説！

スコティッシュフォールドの特徴

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まん丸の可愛い瞳と、丸い顔がとってもキュートで、世界中で愛されているスコティッシュフォールド。

座っている姿も、腰を抜かしたようなちょっと独特なスタイルで、”スコ座り”なんて言われてもしますよね。

では、そんなスコティッシュフォールドの特徴を調べてみましょう。

折れ耳のスコティッシュフォールド

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やっぱり、折れ耳がスコティッシュフォールドの一番の特徴ですよね！

「フォールド（fold）」、つまり「折る、折りたたむ」っていう意味の言葉が名前についているくらいですもんね。

しかし、中には立ち耳の子がいるのをご存知でしたか？

立ち耳のスコティッシュフォールドは、スコティッシュストレートと呼ばれ、スコティッシュフォールドの折れ耳の原因である「骨瘤」の遺伝子を持っていないため、遺伝病にも強い猫が多いという、体質から違います。

スコティッシュフォールドの耳は、一般的な猫の耳より少し小さく、三角の形をしています。

ブリーダー、ペットショップ、里親のどこから入手するか、血統書の有無や毛の長さや色、見た目の美しさ、そして最大の特徴である垂れ耳の具合でも価格は変化し、完全な垂れ耳であるほど高値がついたりします。

折れ耳の中でも、耳の折れ具合により呼ばれ方が違います。

生まれた時の外部的要因で耳が折れている、一番病気にかかりやすい「トリプルフォールド」と、頭にピタッとくっついている「ダブルフォールド」、耳の折れ具合が軽く 立ち耳のスコティッシフォールド同様に病気にかかりにくい「シングルフォールド」の３種類です。

実際、スコティッシュフォールドの中で折れ耳になる子は、全体の３０％くらいなんだそうです。

そして、その耳は突然変異と言われています。

折れ耳は劣性遺伝子によりおこりますが、それを受け継いだスコティッシュフォールドは、カラダの骨自体も柔らかい特性があります。

折れ耳になるほど、軟骨が柔らかいです。

そのため、これもスコティッシュフォールドの別の特徴とも言われ人気のある「スコ座り」または「テディベア座り」と呼ばれる座り方は、軟骨が柔らかいからこそできるようになっているのです。

スコティッシュフォールドの寿命

スコティッシュフォールドの「遺伝性骨形成異常症」は、発症してしまうと治療して完治することはできません。

その為、スコティッシュフォールドによっては短命な可能性もあります。

体が強いかといえば、強くない方です。

けれど、平均寿命は他の猫種とは大きく変わることはありません。

大切な愛猫がスコティッシュフォールドである場合、毎日の様子をしっかりチェックして、歩き方や耳の様子をみておくようにしてあげましょう。

人も猫も他の命あるものは寿命があります。

スコティッシュフォールドは遺伝的な要因が病気に繋がることがあるのは確かですが、だからといって必ずしも短命という訳ではありません。

家族に迎えようと考えている方は、スコティッシュフォールドのことをよく知ってあげることが何よりも大切です。

スコティッシュフォールドの歴史は？

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スコティッシュフォールドはイギリスが原産の折れ耳の猫の種類ですが、耳にとても特徴があるため、「スコットランドの折りたたまれたもの」という、そのままな意味の名前です。

その歴史は、イギリスのスコットランド地域で飼われていた一匹のメス猫から始まったようです。

その猫はある人の納屋に住んでいたのですが、1961年にウィリアム・ロスという人が発見して譲り受け、スージーという名前をつけました。

スージーは、とっても人懐っこくて愛嬌のある性格で、しっかりとした体格の真っ白な猫だったようです。

そして、耳が不思議な形の折れ耳だったのです。

ロスは、スージーが子猫を生んだ際に、子猫の中にスージーのような折れ耳の子がいることに気づきます。

そこから、ロスの折れ耳の猫の繁殖がスタートしました。

ロスは、1966年にイギリスの猫種血統登録団体（ＧＣＣＦ）に加入して、折れ耳の猫種の確立のために本格的に活動を始めます。

その際に、パット・ターナーという遺伝学を研究していた人の協力も得ます。

ただ残念なことに、繁殖の際に骨格や聴覚に異常を持つ子が産まれるようになってしまい、イギリスでは繁殖を続けられなくなってしまいます。

それで、アメリカにわたることになりそこで繁殖と研究を続け、アメリカンショートヘアやブリティッシュショートヘアとの交配をすることによって、あの特別な耳を持ちながらも、遺伝疾患の影響を小さくすることに成功することができたようです。

現在でも、遺伝性疾患が発症しやすいスコティッシュフォールドは、ブリティッシュショートヘアとかアメリカンショートヘアとの交配を認められていることが多いそうですよ。

スコティッシュフォールドの歴史というのは、意外にもまだまだ浅く、比較的新しい猫種だったんですね。

スコティッシュフォールドってどんな性格？

「すり寄っていってしまう甘えん坊」「人懐っこい」「おっとり穏やか」です。

とても人懐っこくて見ず知らずの人にもすり寄っていってしまう程です。

その為、猫に対して、気まぐれで懐いてくれないという印象を持っている人でも、スコティッシュフォールドならメロメロになってしまうということもよくあるようです。

さらに、家庭的な一面もあります。

子どもやほかの動物たちとも仲良く一緒にいることができたり、環境が変わってもあまり動じないというおおらかな性格の持ち主です。

頭もいいし、好奇心もあり、遊ぶのが大好きです。

でも、いつものんびりとしていて、ボーっとしているように見えることが多いです。

そして家族と一緒にいることが好きで、とても甘えん坊な性格なので、お留守番は苦手です。

それで、1人暮らしの人などで、あまり家にいない人などにはちょっと向いていないかもしれませんね。

お留守番をさせる時もあるかと思いますが、飼い主さんに構ってもらえないことがストレスに繋がるので、帰ったらしっかり甘えさせてあげてくださいね。