猫のバスの料金は会社によって違う!?バスで動く場合の基本や注意点を解説

猫のバスの料金は会社によって違う!?バスで動く場合の基本や注意点を解説

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猫と一緒にバスで移動する場面が時折あるかもしれません。そんな時に気になるのは運賃でしょう。今回は大まかな猫の運賃を紹介するとともに、バス移動する時に気を付けたいポイントも解説したいと思います。普段バスを移動する人は参考にしてください。

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猫に運賃は必要?

お金を見つめる猫

Willy Barton/shutterstock.com

猫ちゃんを病院に連れて行ったり、猫ちゃんと移動したりする際に、ペット専用のケージなどに入れてバスに一緒に乗って行くという方もおられると思います。そうした時に、猫ちゃんのバス運賃が発生するのか気になりますよね。

今回は、猫ちゃんがバスを利用する際の料金、そして注意点などを取り上げてみたいと思います。まずは、猫ちゃんがバスに乗る際の料金についてみてみましょう。

猫ちゃんのバスの料金

猫ちゃんの乗車料金というのはバス会社によっても異なります。調べてみると、料金の設定をしているバス会社もあればそうでないバス会社もあります。例えば、JRのバスであれば手回り品料金として280円(2019年6月の時点)を購入すれば同乗することが出来るという案内でした。JR以外のバス会社に関しては、都営バス、小田急バス、東急バス、京王バス、関東自動車などのバス会社は無料と設定されています。

他にも無料設定のバス会社は多く、手回り品として料金を取る場合でも280円程度の料金で一緒に乗る事が出来るようです。

しかし、同乗できるとしてもいくつかの条件があるようです。では、その条件について見てみましょう。

バスに乗る条件

JRグループの切符のあれこれというサイトを見てみますと、子犬、猫、鳩、小動物(猛獣やヘビを除く)で長さが70センチ以内で、縦横高さの合計が90センチ程度のケースに入れたもの、またケースと動物を合わせた重さが10キロ以内のものは手回り品として一緒にバスに乗ることができるようです。

他のバス会社でも、サイズや重さに多少の変化はあるものの、大抵の場合同じような規定が見られ、ほぼ同じ条件となっていました。乗る前にはどのくらいのサイズ、重さであれば乗れるのか、ご自分の乗車予定のバス会社の規定を確認してくださいね。

どのバスに乗るとしても猫ちゃんの体全体がケースに収まっていなければなりません。乗車中には頭だけケースから出ていたり、フタを開けてみたり、まして猫ちゃんをケージから出すなどの行為は禁止されています。専用ケージ、キャリーバックなどしっかり閉じることが出来るタイプのものに入れて、他のお客さんに姿が見えないようにする必要があります。

周りの乗客にも配慮しよう

バスに乗車されるお客さんは不特定多数です。中には猫アレルギーの方や、猫が苦手という方もおられますから、配慮を示しましょう。

細心の注意を払ってはいても運転手さんの判断で混雑時であったり、猫ちゃんの鳴き声や臭いのために乗車を断られる時がある事も念頭に置いておきたいと思います。そのため、なるべくはラッシュ時には乗らないようにするのが無難かもしれません。乗車する前に、運転手さんに聞く必要があります。またそのバスがいつ頃混み合うのかを事前にチェックしておけば、その時間帯を避けることができるでしょう。

このように条件を整えていけば猫ちゃんと一緒に乗ることができます。では、次に猫ちゃんがバスに乗る際の注意点についても見てみましょう。

猫ちゃんがバスに乗る際の注意点

バスに乗った猫

Linn Currie/shutterstock.com

猫ちゃん自身もバスに乗る事で我慢しなければいけません。猫ちゃんが乗り物に乗っていられる時間はどのくらいなのでしょうか?あるデータによると人間の1年は猫ちゃんの4年に相当するようです。このことを考えると、人間の約4倍の時間の感覚で猫ちゃんも時間を過ごしている事になります。ですから、バスに1時間乗っているとしたら猫ちゃんにとっては4時間分の乗車という事になります。人間でも4時間バスに乗りっ放しというのはキツイですよね。ですから、私たちの感覚でたった1時間頑張ってくれればいいと考えるのでなく、猫ちゃんにとってはその4倍の時間の感覚、つまり4時間分の量の我慢と考えてあげてください。

猫ちゃんは特に乗り物酔いしやすい動物です。そのため、猫ちゃんと一緒にバスに乗るのには細心の注意が必要と言えます。どうしたら乗り物酔いを最小限に防いであげられるでしょうか?

食事を十分前もって済ませる

まずは、乗り物酔いを防ぐために、食事を乗車する2時間から3時間前には済ませておきましょう。また、必要ならば動物病院で眠気の少ない酔い止めの薬を処方してもらう事ができますので、そうした準備をしておくこともいいでしょう。しかし、注意点として人間用の酔い止め薬を与えるとなると薬中の成分がペット用のものとは違ったりするため、飲ませるのは絶対にやめましょう。

普段から車に慣らす

乗り物酔いしない他の方法としては、普段から車に慣らしておくという方法も良いでしょう。このことは猫ちゃんが車などの乗り物は自分が安心できる場所、怖くない場所として理解させることから始まります。一緒に猫ちゃんと車に乗り、車内では優しく声をかけてあげてください。落ち着いていることが確認できたなら、ご褒美をあげます。車内にいる時間を5分、10分、さらに15分と少しづつ伸ばしていき車に慣らしていきます。慣れてきたらエンジンをかけます。それも慣れてきたら、5分ほどのドライブから始めてみて、徐々に時間と距離を伸ばしていき車に慣れさせていきましょう。

ここで大切な点は、猫ちゃんが嫌がるのに無理やり行ない続けないことです。無理やり乗せ続けるなら、「車に乗る=自分にとって嫌な事をされる」といったイメージが付いてしまい、払拭するのに時間がかかってしまいます。車に慣れてから初めてバスにも慣れていくことができるでしょう。

薬も使う

それでも、どうしても酔ってしまったり、乗り物が苦手な猫ちゃんもいます。そうした気持ちは体調の変化によって理解できます。例えば口を開けてあくびをしたり、よだれを垂らしたり、吐いてしまったり、落ち着きがなかったりします。そうした時には、先ほども触れたように薬を処方してもらうようにしましょう。また、飼い主さんが緊張していると猫ちゃんにも伝わりますので、飼い主さんがリラックスし、猫ちゃんに「大丈夫だよ」と優しく声をかけてあげてください。それでもダメな場合には一度バスから降りましょう。

場合によっては電車移動にする

中には、バスや車がどうしても苦手という子もいます。そうした子にはバスより電車を選んであげた方が良いのかもしれません。バスは信号での停車や発進、曲がる時など、また路面が平面でないために車の揺れが気になり、苦手意識を持ってしまうのかもしれません。そういった子には、バスは止めてあげて、電車移動をおススメします。電車であればバスよりも揺れは比較的ないですし、こまめに信号があるわけでもなく、ある程度一定のスピードで走り続けるので、猫ちゃんにとって落ち着きやすいかもしれませんね。

弁償が発生する場合もある

万が一猫ちゃんのせいでシートに臭いがついてしまったり破れたり汚してしまった場合には、バス代とは別にクリーニング代もかかるということも念頭に置いておく必要があります。しつけがきちんとされていて、車酔いもない猫ちゃんであっても、バスという環境の中ではどんな行動を突発的に起こすかはその時になってみないと分かりません。

突然パニックになってしまったり、十分注意していてもキャリーバックなどから出てしまうという事態になる可能性もあり得ます。そうした状況で最悪の場合、翌日以降の営業に支障が出た場合には営業補償代も取られる場合があります。これは、バス代やクリーニング代とは別で請求されます。

こうしたことは稀ですが、万が一のために覚えておきましょう。

長距離バス、高速バスの場合にはほとんどの場合、バス内へのペットの持ち込みは不可です。しかしもし、長距離バスでも持ち込み可の時には、1時間から2時間おきに休憩を取ることができるのか確認しましょう。先ほども触れましたが、猫ちゃんにとって長時間バスに乗るというのは身体的にも精神的にもかなり負担がかかります。そのため、気分転換できる状況を定期的に作ってあげる必要がありますし、水を飲ませたりする補給の必要もあります。そうしたことが可能な長距離バスなのかという事も考えてあげましょう。 バスに乗る注意点を考えることができました。では、次にバスに乗る際に必要な準備できる物について調べていきましょう。

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