「犬は友だち猫は恋人」といわれる秘密を解説!猫は飼い主さんの恋人の代わりになる⁉︎

「犬は友だち猫は恋人」といわれる秘密を解説!猫は飼い主さんの恋人の代わりになる⁉︎

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自分のペットに対して特別な感情を持つことは普通のことです。たとえそれが犬でも猫でも、変わることはありません。しかし、飼い主さんとの関係性は犬と猫で異なります。犬とは友達の関係になりがちですが、猫とは恋人に近い関係になることが多いのです。この記事では、そういえる理由を解説します。

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犬は基本的に飼い主さんに忠実で、主従関係がはっきりしています。ですから、飼い主さんとの関係は友だちや親子のような関係になりやすいといわれています。

一方、猫は気ままな部分が多く、ワガママな性格を持ち合わせており、友人関係よりは恋人関係に近い関係を作り出します。このような性質の違いから、飼い主さんとの関係も変わってくるのです。

猫のしぐさから分かる飼い主さんとの関係性

においを嗅ぐ猫たち

pixabay.com

愛猫が飼い主である自分のことをどう思っているか分かれば、どんな関係性なのかを知れます。

もし、飼い主さんのことを恋人のように思っているなら、いくつかのシグナルを出しているはずです。では、猫が出す主なシグナルを3つご紹介します。

匂いに過敏に反応する

猫は匂いで相手の性別や嗜好(しこう)などを判別するといわれています。

たとえば、軟こうや石けんなどの匂いはオス猫を刺激しますし、飼い主さんの体臭はメス猫のフェロモンの匂いに似ています。

猫が飼い主さんの匂いに反応して興奮するようであれば、恋人としてみられているといえるでしょう。

飛びついてくる

これはオス猫に限られますが、飼い主さんの足に飛びついてくるなら恋人と思われている可能性が高いといえます。

加えて、爪を立て始めるならなおのことそういえるでしょう。このようなしぐさは、好意を持っているメス猫に向けられるものだからです。

手など飼い主さんの体の一部にかみ付く

愛猫をなでたり抱っこしたりしているときに、急にかみつかれることはありませんか?

オス猫は交尾の時にメス猫の首の後ろをかむ習性があるので、もし飼い主さんの手などをかんでくるのであれば、それは恋人のように思っている可能性があります。

飼い主さんが愛猫を恋人の代わりにすることがある?

猫を抱く女性

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なにか悲しい出来事があると、癒やしてもらう存在を必要とする人は多いのではないでしょうか?

たとえば、家族や友人を亡くした時や失恋、仕事などで失敗した時です。このような時に頼れる実際の恋人がいれば癒やしてもらえますが、いつもそのような相手がいるとは限りません。

このような時は猫などのペットが癒しの存在です。愛猫さえいてくれればいいと考え、自分の人生を愛猫中心に考えてしまうかもしれません。飼い主さんの側で愛猫を恋人の代わりにしてしまうのです。

猫を恋人の代わりにすると落とし穴がある

飼い主さんと愛猫が相思相愛になり、お互いの必要を満たしているうちは、相手を尊重しつつ幸せなひとときが続いているでしょう。

しかし、種類が違う間柄の疑似恋愛は少しのことでバランスが崩れてしまいます。たとえば、飼い主さんに新しい恋人ができたらどうなるでしょうか?家に連れてきたときに、愛猫がその恋人に敵意を剥き出しにして飼い主さんを守ろうとするかもしれません。

猫にとって急な環境の変化はストレスです。いままで飼い主さんの気持ちを独占していたのに、それを知らない人に奪われるのは、環境の変化よりも大きなストレスになるでしょう。

万が一飼い主さんが結婚することになれば、引っ越しによる環境の変化だけではなく、その相手とも一つ屋根の下で生活します。これは愛猫にとって耐え難い苦痛になることがあります。

愛猫との距離感は適正にしよう

室内で一匹で飼育されている猫にとっては、飼い主さんとの関係がすべてです。ですから、愛猫に距離感のバランスを取ってもらうことは不可能でしょう。

愛猫を恋人の代わりにしないように、飼い主さんの側が意識して距離感を保つことはお互いのためです。そうするなら、飼い主さんの状況が変化するとしても、愛猫が過度にストレスを感じる状況を前もって防げます。

あきらめることも大切

中には、分かっていても愛猫中心の生活を送る人もいます。そのような人は、恋人を作るとしても、愛猫が認めてくれる人のみにしようと思っているかもしれません。

このように、すでに愛猫が恋人になっていて愛猫中心の生活をしているなら、あきらめも肝心です。そのまま変わらずに、愛猫中心の生活を貫いてください。猫にとっても、最後まで飼い主さんに愛され続けて幸せな一生をおくれます。

まとめ

飼い主に抱かれる猫

pixabay.com

猫が本来持っている性格や習性は、飼い主さんと恋人に近い関係をつくり出します。猫のほうで飼い主さんとの距離感のバランスは保てないので、飼い主さんがバランスを取るよう心掛けてください。お互いにどんな関係性になるとしても、信頼と尊重ができる間柄になるなら、ペットを超えた友情が生まれます。

たとえそれが疑似恋愛に発展するとしても、愛猫が幸せに暮らせる環境を整えることが飼い主さんの責任でもあり、喜びでもあります。愛猫にとってベストな関係性になれるように日々努力してくださいね。

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